叶わないと思っていた夢の行方

春のセンバツ高校野球が始まりました。学生時代、私は大の高校野球好き、甲子園ギャルでした。漫画タッチの影響で、ミナミちゃんに憧れていたのです。

朝早く、父親に甲子園まで車で送ってもらい、1試合目から4試合目まで観戦。「写ルンです」のインスタントカメラを持ち、ネットに張り付いては、お目当の選手をパチパチ撮りまくってました。そして、バスに乗り込む選手を走って追っかけて見に行ってました。

こんなミーハーな私。高校に入り、憧れの野球部のマネージャー見学に行ってはみましたが、

・選手が帰るまでは家に帰れない。
・ボール磨きと部室の掃除が主な仕事
・甲子園にはいけるわけがない(ごめんなさいね)

「タっちゃん、カっちゃんがいたらまだしも、好きでもない人のために、そんなことできない。私、早く帰りたいし、もっとやりたいことあるし、無理っ!!」と、早々にマネージャーの夢は諦めました。現実の世界を見た上での諦める選択、大満足です。

さて、花の高校生だった私は、社会に出て働くようになり、33歳の時に東京から関西へ転勤になります。一人暮らしの場所として選んだのは、高校野球が好きすぎて「甲子園口」。良い物件が一発でヒットし、内覧も1箇所しかせず、瞬殺で決まりました。

甲子園に呼ばれたのか、甲子園に強引に近づいたのか。チャリンコでぷらっと甲子園に行けるので「昼ごはん、お弁当買って、野球見ながら外野席で食べよう」ってことができちゃう、そんな夢のような場所で、4年半ほど過ごしました(今振り返っても、仕事以外は本当に楽しい甲子園口ライフでした)

そしてもう一つ、高校野球が好きすぎてミラクルが起こります。

夢にまで見たアルプススタンドでの母校の応援。兵庫県は私立高校が桁違いに強く、公立高校が甲子園に出るのは至難の技。さらにお勉強がメインの母校は、一生行けるわけがないと思ってました。

ところが!

困難な状況の克服や、地域貢献など、他校の模範となるべき要素を選考基準した21世紀枠というのが、できたんですね。その制度のおかげで2年前のセンバツ、まさかの甲子園出場を果たしたのです!

OBOGは、私と同じく、母校が甲子園に出ることを100%以上諦めていたので、もうこれはお祭りだと、超満員のアルプススタンドでした。

会社はもちろん年休。朝礼のスピーチとかぶってましたが、先輩に交渉して変わってもらいました。そして、夢って叶うんだーと、しみじみと感じました。

若い頃、何も考えずに純粋に思っていた夢。大人になると現実的になりすぎて、無謀な夢は抱かなくなりがち。でも、こんなミラクルもあるのならば、「叶いっこないだろう」っていう夢を見てもいいのかもしれない、そう振り返りながら、高校野球を見る、午後でございました。

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