
※この記事は、メルマガ「ゆるっとキャリアだより」Vol.2をブログ用に加筆・編集したものです。二十四節気に合わせて、季節とともに心と暮らし、働き方をゆるっと整えるヒントをお届けしていきます。
おはようございます。
三峯奈々です。
ゆるっとキャリア便り Vol.2 をお届けします。
処暑、季節の変わり目に
今日は「処暑」。暦の上では、
暑さが少しずつ落ち着き、秋の気配が感じられる頃
とされています。
とはいえ、日差しはまだまだ強く、暑い日が続いていますね。それでも、ふと空を見上げたときの色や、夕方の風の温度に、少しずつ季節の移ろいを感じることがあります。
笑い合うお盆と、母の老いに向き合う時間
このお盆は、ご先祖様に安心してもらえるように、たくさん笑って過ごしました。一緒にご飯を食べて、昔話に花を咲かせて、「元気にやってるよ」と伝えるような時間。
その一方で、母の老いに向き合う時間にもなりました。帰りの新幹線に揺られながら、ふと自分のこれからの老後のことを考えていました。
「病気になったらどうしよう」よりも、「長生きしたらどうしよう」のほうが、私にはリアルです。
この感覚、なんとなく共感してくれる方もいるのではないでしょうか。
家族制度と、お墓のことを考える
長男の嫁という立場もあって、「家族制度ってなんだろう?」と思う場面もあります。お墓や仏壇を持つことで、心が落ち着いて安心する人もいれば、逆にそれを「守らなければ」と感じて、苦しくなる人もいる。子どものいない私にとっては、次の世代への受け渡しをどうするのか、あるいは、そもそも別の形を選ぶのか…。
そんなことを考えながら、夫に「お墓はどこに入るん?」とさりげなく聞いてみたら、「なんで今そんな話を」と笑われました。「お盆やから」と返して、その場はふわっと流しましたが、こういう話題って、どこかのタイミングで、誰かが口にしないと進まないテーマでもありますよね。
それぞれの「これからを考える時間」
きっと誰にでも、それぞれの「これからを考える時間」があるのだと思います。季節が移り変わるように、私たちの人生の役割も、少しずつ変わっていきます。
- 親としての役割
- 子どもとしての役割
- 仕事での役割
- 地域やコミュニティでの役割
どれも同時に続いているようでいて、少しずつ形を変えながら、別のステージへ移っていく。
処暑という、夏から秋へと向かうこのタイミングは、
「これからの自分は、どんなふうに生きて・働いていきたいだろう?」
と、静かに問いかけてみるのにちょうどいい時期なのかもしれません。
9/6(土)講演会でご一緒できる方へ
そんなお話も交えながら、9/6(土)の講演会では、
「私の人生、これからどう動く?ライフステージとともに変わる生き方、働き方」
というテーマでお話しする予定です。
どんなステージにいる方にとっても、「自分らしい一歩」を考えるきっかけになるような時間にできたらいいなと思っています。

おわりに
まだまだ暑さは残りますが、季節の変わり目こそ、
- 無理にがんばりすぎない
- 自分のペースを大事にする
- 心と身体の声をちょっとだけ丁寧に聴いてみる
そんな時間を、少し持ってみてくださいね。
どうかあなたが、自分らしいペースで日々を過ごせますように。
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最終更新日:2025年12月17日 (投稿者:nana)



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