
※この記事は、メルマガ「ゆるっとキャリアだより」Vol.4をブログ用に加筆・編集したものです。二十四節気に合わせて、季節とともに心と暮らし、働き方をゆるっと整えるヒントをお届けしていきます。
おはようございます。
三峯奈々です。
秋分の日。自然のバランスを感じる節目
今日は秋分の日。
昼と夜の長さが同じになる、自然のバランスを感じる節目の日です。
器に目を向けるようになった最近、あらためて思うのは、佐賀・長崎という土地の豊かさ。有田焼・肥前吉田焼・波佐見焼・三川内焼…と、上質な器がすぐ身近にある土地柄です。昔は「食べられればなんでもいいや」と、器にはまったく無頓着でした。でも今は、「器を楽しむ心の余裕」こそ大切だなあと感じています。
器屋さんを巡っていると、ネットでは販売していない品や、職人さんから直接だからこそ買える“お値打ちの器”に出会えることもあります。そういう出会いは、なんだかワクワクして、暮らしをちょっと豊かにしてくれる気がします。
母の誕生日に選んだ器
先日、母に「有田焼いる?」と聞いたら、「中皿と小皿を三枚ほしい」とリクエストされました。冬に茶碗や湯呑み、コーヒーカップを贈ったので、母もすっかり“安い食器から卒業”。
「いいな!」と思うものは、だいたいお値段もいいのですが、それも含めて「自分の目が肥えてきた証拠」かなと前向きに受けとめています。あれこれ迷った挙句、お皿の形は同じだけれど、あえて柄の違うものを三枚選びました。一枚ずつに個性があり、並べたときに調和するのがとっても素敵だったのです。
発送した器が、母の食卓でどう使われるのか。今からその反応が楽しみです。
器とキャリアの共通点
器を選ぶことと、キャリアはどこか似ています。
- 条件や安さだけで選ぶのではなく、長く大事にできるものを選ぶこと。
- 流行よりも、自分の暮らしや価値観に合うものを選ぶこと。
- そして、同じ形(価値観や軸)を持ちながら、柄(個性や強み)は一人ひとり違うからこそ、全体が豊かに見えること。
秋分の日は、昼と夜が同じになる日。
器を選ぶように、自分のキャリアも「ちょうどよいバランス」を探しながら育てていきたいですね。あなたが今、大事にしたい“キャリアの器”は、どんな形で、どんな柄でしょうか。
近況ひとこと
自分用には、佐世保で三川内焼の「唐子模様」のお鍋用取り皿、嬉野で肥前吉田焼の「おにぎりくん」の三角皿を買いました。

どちらも、愛くるしい“可愛さ重視”の器たち。確実に、お料理をいっそう美味しくしてくれそうです。食欲の秋、到来ですね。
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最終更新日:2025年12月17日 (投稿者:nana)



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