
※この記事は、メルマガ「ゆるっとキャリアだより」Vol.6をブログ用に加筆・編集したものです。二十四節気に合わせて、季節とともに心と暮らし、働き方をゆるっと整えるヒントをお届けしていきます。
おはようございます。
三峯奈々です。
Contents
霜降。ウールのカーディガンと心の整え方
今日は二十四節気の「霜降(そうこう)」。
露が霜に変わるころ、朝晩の空気が少しずつひんやりしてきましたね。
ようやく秋物の服が本格的に出番を迎え、ウールのカーディガンを羽織ると、心までふっと整うような気がします。季節が変わるときは、衣替えと一緒に「心の衣替え」にもちょうどいいタイミングです。
入院のご報告と、お礼
前回のメルマガでお伝えしていた子宮頸部円錐切除術、無事に終わりました。当初の診断は「中等度異形成」。手術をしてもしなくてもいい、ある意味グレーなラインでした。それでも、「もう、やっちゃえ!」という気持ちで手術を決断。すると直近の検査で、高度異形成になっていたことが判明しました。
つまり――
あのときの私は、先読みナイス判断。結果的に、ベストなタイミングでの決断だったようです。手術の決断って、キャリアの転機と少し似ています。やるか、やらないか、もう少し様子を見るか、動くか。「もう、やっちゃえ!」の瞬間に、状況が大きく動くことってありますよね。
おかげさまで経過も良好です。あたたかいメッセージをくださった皆さん、本当にありがとうございました。ちなみに、保険の給付金も無事に入る見込みでして、「健康第一だけど、ちょっとしたボーナスも悪くない」なんて、ちょっぴり現実的なことも思っています^^
「自由に生きる人たち」との出会い
この秋は、印象的な出会いが続きました。長年の憧れだった本田健さんのディナー会では、穏やかな声とやわらかなまなざしに、「自由に生きる人の安心感」のようなものを感じました。
10月始まりの手帳には、直筆で「自由に生きよう!」と書いていただき、これはもう、自由に生きるしかない 状態に!!。

一方で、10年以上前に読んだ『ガンジス河でバタフライ』の著者、たかのてるこさんの講演会では、本田健さんとは真逆の、わちゃわちゃ・ガンガン突撃タイプのパワーに触れました。その中で「死」について語られた、「可哀想より、ありがとうを伝えたい」という言葉が、とても心に残りました。

お二人に共通していたのは、自分の人生を、自分の意思で選び取っていること。誰かの価値観に合わせるのではなく、「自分の軸」から動いていることでした。
キャリアにおいても、
- 「どう働くか」
- 「何を大切にするか」
を自分で選び続けることが、“自由に生きる”ということなのかもしれません。
クールさもまた、ひとつの個性
特段、何かに熱くなることが少なく、どちらかといえばクールな部分も持ち合わせている私。(これを言うと、「えー、それで?」と言われるかもしれませんが… )でも、それもまた大切なひとつの個性だと思っています。熱くなりすぎないからこそ、冷静に状況を見られる一歩引いて考えられるからこそ、長く走り続けられるそんな「クールさ」も、キャリアの中では大事な資質のひとつ。
どんな状況でも、“自分の選択で生きる”人でありたい。そんなことを、お二人の姿を見ながら改めて感じました。
秋服とともに、心も衣替え
季節の変わり目は、心の整理にもぴったりのタイミングです。焦らず、でも止まらず。誰かと比べず、自分のペースで。少しずつ、自分なりのリズムで整えていく秋にしたいですね。そろそろ、一年の振り返りもスタートしてもいい頃。
- この一年、何をがんばってきたか
- 何を手放してきたか
- 今、大切にしたいことは何か
秋の夜長は、そんな振り返りにちょうどいい時間です。あたたかいお茶でも飲みながら、静かに自分を見つめ直してみようと思います。
近況ひとこと
『カラマーゾフの兄弟』、ついに四巻目に突入しました。恐ろしくぶっとい……なんと700ページ。寝ながら読んでいると、重たくて手が痛いレベルです(笑)。さて、年末までに読み終えられるのか?我ながらチャレンジ中です。

季節の変わり目、どうぞご自愛くださいね。霜が降りる頃、あなたも“整えるあたたかさ”を見つけられますように。
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最終更新日:2025年12月20日 (投稿者:nana)



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