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【3日目:歴史と美食、そしてスリリングな夜】
永和豆漿大王で絶品朝食に出会う
3日目の朝は、隣駅、忠孝新生駅にある【永和豆漿大王】へ。前日、九份ツアーで一緒だった鐘さんに「鹹豆漿(シャオトウジャン)は食べるべき!」と勧められたことがきっかけだ。
超有名店ではなく、鐘さんが通うローカルな店を選んだことで行列は5人ほど。日本人だとわかると、日本語メニューを差し出してくれた。
迷わず鹹豆漿(35元)を注文。
一口食べて驚いた。うまい。うますぎる。濃厚でありながら優しい味わいで、豆乳のコクと揚げパンのサクッとした食感が絶妙だ。胃袋が小さくなっていたせいで一品しか頼めなかったのが悔やまれる。これは明日も必ず食べに来ようと心に決めた。

食後は行列無くなってた。
✅ キャリア視点:情報は現地の人から仕入れるべし
旅先ではガイドブックやネット情報に頼りがちだが、現地の人からのおすすめには貴重なローカル情報が詰まっている。仕事においても、実体験に基づくリアルな声が、机上の情報よりも価値を持つことがある。
故宮博物院で圧巻の歴史に触れる
朝食後は、世界四大博物館の一つ【故宮博物院】へ。地下鉄で士林駅まで行き、そこからバスで向かう。
ネットでは「紅30」のバスが玄関前まで行くと紹介されていたが、本数が少なく断念。代わりに博物院の麓まで行くバスに乗車したところ、これが大正解だった。バス停から歩く道中で、博物館全体を見渡せる絶好の写真スポットに出会えたからだ。

山が近い。そして広い。
バスでは年配の女性に席を譲ると、「謝謝(シェイシェイ)」と感謝された。台湾人と思ったら日本人だった。一人で乗ってるし、どうやら現地の人だと周りの人に思われたようで、到着直前には男性に道を尋ねられる。多分「ここで降りるのか」と聞かれたのだろうが、「I’m ジャパニーズ」と苦笑いし、一緒に降りた。
博物院では、事前に日本で予約していた入場チケットと音声ガイドを活用。9時半ごろにはスムーズに入場できた。(ギフトショップでのお買い物10%割引券も付いてトータル2,160円だった)
まずは名物の「白菜」と「豚の角煮」を目指す。

ちょっとピンボケ、豚の角煮。
しかし、残念ながら白菜は南館へ出張中。お目当てには会えなかったものの、紀元前の工芸品や細密な彫刻を目にし、中国文化の奥深さに圧倒された。全てのコレクションは約69万点、そのうちのおよそ2万点が展示されているらしい。日本の正倉院展のスケールが大きい版のような気がした。
音声ガイドを片手に、人の少ない方向へと進みながら鑑賞。広大な館内を歩き回り、途中で腰が痛くなり椅子で休憩。じっくり堪能したものの、出口に着く頃にはかなりの疲労感があった。(正午頃退散)
帰りは待望の「紅30」に乗車。玄関前から楽々移動できた。
✅ キャリア視点:計画と柔軟性のバランス
事前に調べた情報と現場での判断を組み合わせたことで、結果的により良い体験ができた。これは仕事でも同じだ。計画通りに進めるだけでなく、状況に応じて柔軟に修正する力が重要だと感じた。
ランチはミシュラン掲載の鶏家荘本店へ
お昼はMRT中山駅で下車し、台湾旅行のきっかけをくれた友人おすすめの【鶏家荘本店】へ。ミシュランのビブグルマンにも掲載されている名店だ。
ネットで評判だった「三味鶏(チキン3種盛り)」のスモールサイズ(600元)と芋のお粥を注文。しかし、運ばれてきた皿を見て驚く。これでスモール?と思うほどのボリュームだった。
見た目はややグロテスクで、特に黒い鶏は食べるのに少し勇気がいったが、味は絶品。ホロホロと崩れる柔らかな食感がたまらない。ただし、量が多すぎて黒い鶏の手先は食べきれずに残した。
嬉しいサプライズは、食後にサービスで出てきた濃厚なプリンだ。デザートは別腹で、美味しくいただいた。
公園でひと休み&道に迷うハプニング
故宮での歩き疲れが出てきたため、ランチ後はドリンクスタンドでピーチ烏龍茶を購入し、林森公園でひと休み。台湾は30度近い暑さにもかかわらず、現地の人は長袖や上着姿が目立つ。冷房対策か、それとも春らしい装いを崩さない文化なのかはわからないが、不思議な光景だった。
休憩後、中山駅付近のショッピングエリアを散策。
友人おすすめの【李製餅家】でパイナップルケーキを試食し、自分用に購入。

1個25元のバラ売り購入。鐘さんからあまり安いパイナップルケーキをお土産にしないでと言われてたので自分用に。
その後、【新純香款茶舗】で台湾茶を試飲しながら選んだ。
しかし、その後で道に迷う。駅に向かっているつもりが、反対方向に歩いていたようだ。かなり歩き疲れていたところにこのハプニング。旅先で道に迷うと焦りや不安が募るが、一人旅だからこそ「いったんホテルに戻る」という選択肢が取れる。これが気ままな一人旅の良さだと改めて感じた。
スリリングな夜:龍山寺と艋舺夜市
ホテルで30分ほど仮眠した後、夜のライトアップが美しい【龍山寺】へ。幻想的な光景に心が洗われる。
しばし座って雰囲気を楽しんだ後、近くの夜市へ向かう。
しかし、途中で道を誤り、怪しげな通りに迷い込む。女性の下着や怪しいグッズが並び、明らかに観光夜市ではない雰囲気だ。さらに進むと、ソープ街に入り込んでいたようで、客引きの女性が至るところにいる。
引き返すか進むか迷ったが、そのまま突き進み、なんとか明るい艋舺夜市に到着。露店を歩きながら「胡椒餅」を食べたが、揚げたてではなかったため味はイマイチだった。それでも夜市の雰囲気を満喫できたので良しとする。
ホテルに戻り、地図で歩いたルートを確認。どうやらガイドブックにも載っていない治安の悪い【西昌街観光夜市】に迷い込んでいたようだ。幸い何事もなかったが、好奇心旺盛すぎるのも考えものだと反省した。

写真もなぜか白く濁るほど、怪しい雰囲気。
✅ キャリア視点:予想外の状況でも冷静に対処する力
仕事でも予期せぬトラブルはつきもの。迷い込んだときに冷静に状況を判断し、パニックにならずに進むことで無事に切り抜けられた。想定外の事態への対応力は旅でも仕事でも重要だと実感した。
歩き疲れた3日目を振り返って
この日はとにかく歩いた一日だった。歴史と美食を堪能しつつ、スリリングな夜の冒険も体験した。
「明日は足ツボマッサージに行くべきだった」と少し後悔しながら眠りについた。
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