
※この記事は、メルマガ「ゆるっとキャリア便り」Vol.5をブログ用に加筆・編集したものです。二十四節気に合わせて、季節とともに心と暮らし、働き方をゆるっと整えるヒントをお届けしていきます。
おはようございます。
三峯奈々です。
寒露。朝晩のひんやりと、心の温度
朝晩の空気が、少しひんやりしてきましたね。
二十四節気では「寒露」。
草木に冷たい露が降りる頃とされています。
日中はまだ暑さが残るものの、空の高さや風の冷たさに、季節の深まりを感じるようになってきました。
そんな中、どうやら最近の私は、“激アツヤンキー”らしいのです。
最近のわたし、どうやら「激アツヤンキー」らしい
仕事でイライラすることが増えてきた、ここ最近。たまたま目にした「しいたけ占い」に、こんな言葉がありました。
いろんなことにキレている。
あなたの中には激アツヤンキーがいる。
……激アツヤンキー!?(笑)
思わず吹き出しましたが、ちょっと図星でもありました。
自分のことというよりも、組織や周囲のあり方に対して、「なんでそうなるの!」と熱くなっている自分がいたのです。占い的に言えば、どうやら“心の温度”が上がっている状態。今の私の温度は、体感としては熱々の85度くらいでしょうか。
満月の光と、「冷ます」ちから
そんなタイミングで迎えた、中秋の名月。
夜空を見上げながら、ふと思い出したのが、アーユルヴェーダの教えです。
月は、ピッタ(火のエネルギー)を鎮める。
イライラや焦り、頑張りすぎなど、心の中で“火”が強くなりすぎたとき。
月の光は、まるで心のクーリングタイムのような存在です。ゆっくり深呼吸をしながら月を眺めていると、胸のあたりにこもっていた熱が、少しずつやわらいでいくのを感じます。「よし、また明日もやってみよう」そんなふうに、少しだけニュートラルに戻してくれるような感覚です。
キャリアにも必要な「温度調整」
キャリアも同じだなあと感じます。
一生懸命な人ほど、仕事や役割に熱くなりやすいもの。
- もっとよくしたい
- このままじゃダメだと思う
- 自分にできることは全部やりたい
そんな思いが「火」となって、前に進むエネルギーを生み出してくれます。でも、燃えすぎてしまうと、エネルギーを使い果たしてしまうこともあります。
ときには、
- いったん距離を置いてみる
- 相手や状況を“泳がせてみる”
- 自分一人で抱え込まない
といった「冷ます動き」も、成熟したキャリアには欠かせません。燃えすぎず、冷ましすぎず。自分にとって心地よい“適温”を保つことが、無理なく、長く働き続ける力になっていくのだと思います。
今のあなたの心の温度は、何度くらいでしょうか。もし少し高めだな、と感じるなら、今夜は空を見上げて、月の光でそっと心を冷やしてみるのもいいかもしれません。
お知らせと、近況ひとこと
10月21日(火)の朝活読書会は、都合によりお休みさせていただきます。
実は、子宮頸がんの中等度異形成で、円錐切除手術を受けることになりました。経過を見ながらでもよかったのですが、「もう、やっちゃえ!」という気持ちで決断しました。1泊程度の、小さな手術ですので、ご心配なく。しばらくは、心と身体を整える時間にしようと思っています。
季節の変わり目、みなさんもどうぞご自愛くださいね。
あなたの“キャリアの温度”も、ちょうどよく保てますように。
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最終更新日:2025年12月18日 (投稿者:nana)



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