Contents
◼︎インドに呼ばれる
インドには
呼ばれる人と
呼ばれない人がいる。
インドに行くと人生観が変わる。
まぁまぁよく聞きます。
私は突然インドに呼ばれちゃい
なんかいろんなものが吹っ切れて
人生観も変わったなーと
思ってる一人です。
インドを知ったあとの自分の方が好き。
そう思える理由を
インドとの出会い
インドでの出来事を
紹介することで
お伝えしていきたいと思います。
ちなみに私は
5年間でインドへ4回行っているのですが
まずは初めてのインドについてです。
インドに呼ばれたのは
今から5年前。。
会社の同僚と会うたびに
「エジプト行きたいねー!」
と話していたのですが
お休みが長く取れなかったので
4日間で行ける国を
探すことになりました。
その頃私は
ベリーダンスの発表会で
ボリウッドを踊ったばかりで
※あ、私はベリーダンスが趣味なのです。
私の中でのインド比重が
比較的高めでした。
ボリウッドはこんなイメージ
よくインドカレーやさんで流れてますよね。
発表会で踊った曲はこれ↓
https://www.youtube.com/watch?v=RDIRaFGr19s
「マルジャーニ」って音楽でした。
ノリノリで元気でるでしょ?
ボリウッドを踊るまでは
インドはカレーやスパイスのイメージ。
特別好きな感情はありませんでした。
ベリ友(ベリーダンス友達)の中に
インドに一人で行った子の
写真をみせてもらったこともあったけど
私には無理だ。。。
女の子一人でよくいくなー
怖いー
っと思ってたほど。
なのになぜか
ボリウッドパワーなのか
旅先候補にインドが急浮上しました。
インド行ってみたい。。。
問題は同僚がインドに行ってくれるかどうか?
ある程度の歳になると
旅行の日程が合う友達を
見つけるのも大変ですが、
行きたい国が同じという
価値観近しい
友達を見つけるのも大変です。
なので、一人旅に
落ち着く女性も
多くなってくるのでしょうね。
特に行きたくない国に
時間とお金を使って
行きたくないですもんね。
私の場合は運がよく
もともと「エジプトに行きたい!」
とアウトロー路線の子でしたから
すんなり
私のインド案に
OKしてくれました!
ただ二人とも
まだ見ぬインドに
かなりの恐怖心もあり、
初めてのインドは安心を優先、
大手旅行会社の王道ツアーを選択しました。
この選択は
私の今後のインド好きを
さらに強めるきっかけとなります。
インドビザもなにもかも
面倒なことは旅行会社にお任せし、
ツアーなので下調べもあまりせず、
いざインドへ出発しちゃいます。
◼︎出逢い
エアインディアに乗り込むと
もう匂いがインド!スパイシー!
ボリウッド映画で
インド気分を高めまくり
機内食はもちろんカレー&カレー!
インド上陸前から胸踊ります。
そして約8時間のフライトを終え
デリー到着ーー!
キンキラキーーン!
え?めちゃ綺麗なんですけどーー!
もっと暗い怖いイメージを
勝手に抱いてました。
そして到着ゲートを抜けると
インド人だらけーー!
(当たり前ですね)
旅行会社の札を探していると、
そこに現れたのは
ネプチューンの名倉に似た
男性ガイドさんでした。
今回、大手旅行会社の
ツアーで申し込んだ
小心者の私達。
ツアーってことは、
そうだ、
他にもお客さんがいるのよね!
この一緒になる人次第で
旅の楽しさも
大きく左右されるのですが、
やっぱり私は運がよく
大学の卒業旅行に
インド一人旅を選んだ
ちょうど1回り違う
とってもcuteな女の子
まおちゃん(仮称)でした。
アラサーOL2人と女子大生1人。
奇妙な組み合わせ。
まおちゃんも
同行メンバーが変なオジサンでなく
お姉様方だったことに
にホッとしたようで、
お互いすぐに意気投合です。
そして、彼との出会いが
私を変えたと言っても過言ではない
ネプチューン名倉似のガイドさん。
愛称、ロクさん(仮称)。
なんか難しい名前でしたが
そう呼んで下さいとのこと。
めっちゃ早口で
しかも日本語は上手。
テキパキ動いてストレスなし!
言葉の心配はいらず、
メンバーにも恵まれ、
想像以上にリラックスして
インド旅行がスタートしていきます。
◼︎ノープロブレム!
インドに到着して観光の初日は
「クトゥブ・ミナール」という
イスラム様式とヒンドゥー様式の混じる
世界遺産から始まりました。
良いお天気でまるでヨーロッパの庭園みたい。
そこで出会ったインド国籍のワンちゃんが
完全無防備すぎて驚いたのでした。
インドでは
普通に日常生活の中で
人間と動物が共存してるんですよね。
奈良の鹿とはまた違う、
生命力を感じる共存の仕方。
野良犬ならぬ
野良牛が街にたくさん。
野良猪も見かけました。。。
ちなみにヒンドゥー教では
牛さんは神聖な動物なので大切にされるのです。
野良牛が道路を塞いで車が通れなくなったり、
高速道路なのにどっから入ってきたの?と
野良牛さんが歩いてたり、
ゴミを食い散らかして街が汚くなっても
ノープロブレム!
問題なしっ!
と、ロクさんはさらりと言います。
インド人、
小さいことは気にしないね。
何があってもノープロブレムよ。
日本人、気にしすぎね。
インド人、人口多いね。
10億以上いるね。
(人にどう思われるか)
気にしてても意味無いね。
あ、でも生水は絶対飲んじゃダメね。
せっかくの旅行が台無しになるから。
さりげなく気遣ってくれるロクさん。
「ね」の使い方が可愛い。
でも何なんだろう。
細い身体なのに
このデーーンと構えた悟ったような発言。
日本と比べると
経済的に裕福ではなく
衛生面も良くはないのに
インドという大国が
そうさせてるんだろうか?
生命力をバチバチ感じる。
日本人は
ちっちゃな島国で
ちっちゃくまとまって
せこせこせこせこ
人の目を気にしながら動いている。
そんな中にいる自分が
決められたことに縛られて
気にしてることなんて
ほんとにちっぽけなことなんだと
野良牛を見てると
思わずにはいられませんでした。
ノープロブレムの国インド
何が起こっても
自分の人生においては
些細なことなんだ。
気にしない
気にしすぎない
気にしなくてもいい
人様は関係ない。
自分の人生を生きよう!
ノープロブレム!
なんだこの国すごいかも。
インドの魅力に
どんどん惹かれていくのでした。
◼︎インドで脳を休ませる。
今回のインド旅行は
デリー→ジャイプール→アグラ
主要三都市をめぐる王道ツアーでしたが、
ガイドのロクさんが
やりたいことや行きたいところ
あったら言ってねー
と、まるで個人旅行のような
フレンドリー対応びっくり
なんでもありやん!
私達はもちろん遠慮することなく
(気にしたらあかんって言われたし)
コレコレーー!↓っと
とても気持ちよさそうな
ガイドブックの写真を指差し
お願いしました。
ロクさんは
もちろん気軽に
OK!
晩御飯食べてから寝る準備して行くよー!
トリートメント終わったら
そのまま眠ればいいから。
スッキリするよー!
と、寝る前のマッサージを
オプション提案してくれました。
私達が体験したのは、
インドに古くから伝わる伝統医療「アーユルヴェーダ」
その治療法の1つである「シロダーラ」です。
額にあったかーいオイルを
たらたら~と垂らすのです。
この暖かさが
じわーっと頭全体に広がって
身体全体があったかくなってきます。
そしてタラタラ~と流れるオイルが
金属製の器にあたり、心地よい音に癒されます。
眠ってるのか
起きてるのか
わからない
ふわーーーっとした状態になりました。
エステとは全く違う
脳の中をクリアにされたそんな感覚。
毎日忙しく働いていた私の脳。
眠ることで休んでるつもりだったけど
本当は休んでなかったんや!
と初めて感じました。
これは体験しないと伝わらないかなー。
シロダーラだけでなく
全身オイルまみれになり、トリートメント終了。
ホテルに帰り、
そのままバタンと深い眠りにつきました。
身体はギットギトですが
その夜はぐっすり眠れ、
目覚めはスッキリ。
インド旅行の続きを
クリアな気分で楽しむことができました。
脳を休ませる。
数々のマッサージに行ってますが
感じたことはありませんでした。
そんなことが出来るんだと
気付かせてくれたアーユルヴェーダ。
私は本場インドで
ゆるゆる体験しちゃいました!
今回は軽い体験でしたが
今後この体験が私の探究心を刺激し
アーユルヴェーダをもっと知りたい!という
行動へと繋がって行くのです。
さてここからは余談ですが、
翌日のランチのレストラン。
日本人観光客が
オイルぎっとぎとな髪の毛と顔で
カレーを食べてました。
なるほど、
昨晩ロクさんが
夜ご飯食べた後、
寝る準備をして行こう!
と言ったのは
このギットギト状態で
移動することを避けてくれたのね。
さすが気遣いロクさん!
ベテラン感出しまくりです。
◼︎自由なのは日本だった
アーユルヴェーダのオイルで
ギットギトな日本人観光客を横目に
私達はピンクシティと呼ばれる
「ジャイプール」という街へ入ります。
赤い砂岩を使っていて
建物がピンクなので
「ピンクシティ」とも呼ばれているようです。
後ろの国旗がある
黄色い建物に今も一部の王族が
住んでいるというシティパレス。
ゴミ1つ落ちていない綺麗な場所。
そしてこちら、世界遺産アンベール城。
昔のマハラジャが住んだという
宮殿も宝石三昧、豪華絢爛です。
ん?
インドって、こんなに綺麗な国だっけ?
いやいや、
街中は大抵こんな感じだったしー
なんなのこのギャップはー!
インドはまだまだ貧富の差が大きな国。
カースト制度はなくなったと言えど
まだまだ名残を感じました。
インドの公衆トイレに行くと
ほぼお掃除のおばさんがいます。
拭き拭きする紙をもらうのです。
そして使用後は
そのおばさんにチップを渡します。
時には子供を連れてるおばさんもいました。
普通に「お掃除のおばさん」っと思ってましたが
ロクさん曰く
インドは生まれた時から
職業が決まっているのよ。
と。
親がトイレ掃除だと
子供もトイレ掃除しかできない。
かなり改善されたと言ってたけど
学校に行くこともままならない子もまだいて
いくら優秀でも、
生まれた家の職業で、
将来の仕事まで決まるのだそうです。
なのでインドは
IT産業の発展が凄まじくレベルが高いとか。
なぜならIT産業は
昔はなかった新しい職業で
カーストは関係ないから。
もちろん、学校に行けたらの話ですが。
比べて日本は、
誰でも平等に義務教育が受けられ
本人の努力と強い思い次第で
どんな職業にでもつける可能性がある。
なんて贅沢な国なんだろう。。。
自由に選べる人生を歩める日本に
感謝しなければならないと思うとともに
せっかく日本に生まれたんだから
可能性が無限の自由な選択をしまくって
人生めいいっぱい楽しまなければ
もったいないと感じました。
インドを訪れることで
自国の良さを知る。
インドでの臨場感ある
このギャップを見なければ
気づかぬままだったかもしれない。。。
◼︎肉を食べるとイライラしやすい?
じゃーん!!世界遺産タージマハル!!
水面にも映ってますね。
逆さタージマハルだ!!
ピッと鍋蓋みたいに
掴んでみたりもして。
この服はパンジャビといって、
サリーよりラフなインド服。
タージマハルへ着て行くために
オーダーメイドで作りました。
(日本でもちょくちょく着てます)
今回の旅で最後に訪れたのは
タージマハルがあるアグラという都市です。
インドはヒンズー教徒が約8割ほどを占めていますが
ここアグラには
イスラム教徒が比較的多く住んでます。
地域によって多い少ないがあるんですって。
アグラのお土産やさんで、
店員さんに話しかけられました。
あなた日本人?
肉食べるよね??
肉食べるとパワー出るよね!!!
「食べるよー」というと、
すんごく笑顔でずーっと接客してくれました。
(何も買わなかったけど・・・)
ヒンズー教徒は
牛さんが神聖な動物だから肉は食べないけど、
イスラム教徒は肉を食べる。
きっと店員さんはイスラム教徒ですね。
ロクさんに
ヒンズー教徒の人とイスラム教徒の人は
ご飯を一緒に食べないの?
と聞くと、
一緒の席では食べないって。
レストランの看板で
イスラム教かヒンズー教か
分かるようになってるらしいです。
ロクさんには特に聞かなかったけど
おそらく彼はヒンズー教。
アグラで子供たちが
暴れて喧嘩してるのを見て、
肉を食べると血の気が多くてダメね。
イライラしやすいね。
ともらしてましたので。
食べ物で人間の気性が変わるの?
肉食べるとイライラするの?
その頃、
かなり乱れた食生活を送ってた私。
仕事で疲れてくると食べるのもしんどく、
何も食べなくなる体質だったので
食べられるときは
お菓子でもジャンキーフードでも
もちろんお肉も、
パワーをつけようと食べてました。
そして比較的カッとなりやすい
ことも多かったので
今までは何も意識してなった肉に
お肉食べるの止めれば
私も穏やかになれるかも?
イライラしなくなる?
そういやライオンみたいな肉食の動物は
獲物を襲うから気性荒い。
キリンさんみたいな草食動物は
穏やかだ。
ちらっと思いましたが
この時は思っただけで特に実践はせず。。
その後アーユルヴェーダを勉強するようになり
3度目、4度目のインド訪問で
私の身体には特に肉は不要だと
身をもって体験します。
そして知らず知らずのうちに
イライラすることが少なくなり、
穏やかな女性になったと感じています。
◼︎最終回
インドに突如呼ばれた私。
ロクさんというガイドさんとの出会い。
そして今回の旅、
ノープロブレムの国インドが教えてくれたもの。
□インド流 楽な生き方のヒント
気にしない
気にしすぎない
気にしなくてもいい
自分の人生を生きればいい!
そしてその人生を
自由に選べ歩める日本に住む
私は幸せ者。
人生はめいいっぱい楽しむ!
□インド流 心身健康の秘訣
・アーユルヴェーダは何やら身体にいいらしい。
・肉を食べるか?食べないか?
食するもので心にも影響がある(かも?)
毎日心の余裕なく働く私を
すこーしだけ立ち止まらせてくれました。
あなたは無理していませんか?
たった4日間過ごしただけでしたが
日本へ帰るのがとても寂しく
旅行会社のガイドさんなんて
普通はもう一生会えないだろうに、
ただなんとなく、
ロクさんとはもう一度会えるような
そんな気がしながらインドを後にしました。
私の心残りは、まだほんとのインドを
見ていないということ。
インド人の聖なる川
ガンジス川を見てない!
ガンジス行かずにインドは語れない。
さて、心残りありながらも
最初のインド旅行のお話は終了です。
もう一度、ロクさんに会えるのか?
ガンジス川には行けるのか?
また次のシリーズでお会いしましょう。
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