息抜きになる散歩の仕方

いつも車で行っている美容院に歩いて行きました。車生活になって、恐ろしいくらい1日の歩数が減ったからです。

1年前 →平均7,500歩
直近半年→平均2,500歩

5,000歩も減ってる。あまりにも歩かないので勘が鈍ったようで、15分くらいはかかるかなと思って、余裕を持って出発したら、10分も経たないうちに着いちゃいました。たったそれだけの距離を車で通ってたなんて驚きです。

普段速いスピードで通り過ぎている慣れた道も自分の足で歩くと、何かと面白い発見があります。

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え?ラーメン屋の裏ネギが干してある!?

あ!博多までのチケット、激安で売ってる!

でも、時間に追われている働く女性には、「暇人じゃあるまいし、歩く余裕なんてないわ!」と、血走った目で言われてしまいそうですが、私の散歩生活は、名古屋で働いているときも、東京で働いているときも、関西で働いているときも、仕事を忘れる息抜き方法でした。

波平さんが「散歩行ってくる」という、あの休日のルーティンが私の憧れのライフスタイル。そしていつしか仕事で疲れ果てた時のルーティンは、本当は遠方にでも旅行に行ければいいのですが、時間も体力もないので仕方なく、お散歩になったのです。

『ぶらり途中下車の旅』(日テレ系)というテレビ番組ご存知ですか?

芸能人が電車で気ままにぶらり旅をする内容で、いわゆる「街ブラ番組」です。私の中では散歩のHowto番組

ヤッターマンのドクロベエ役の声をされていた滝口順平さんの独特のナレーションが大好きで、「お、この看板気になりますねー?」なんて一人レポーターを真似して散歩をしておりました。(現在のナレーションは小日向文世さんです)

そして気づけば、休みの日だけは飽きたらず、仕事中も営業で知らない土地に来たときは、先輩とナレーションの真似をしながら、「この店、なんでしょうね?入ってみますかー?」なんて、ランチの店を選んだり、探索気分を味わっていました。(仕事を楽しむコツにもなりますね)

【人間は見たいものだけを都合よく見る】

という習性があるようで、「何かを見つけよう!」「何か面白いものはないか?」と思いながら歩くと、歩き慣れた普段の道でも、今まで気にも留めなかったものを不思議と発見してしまうようです。

「時間だけを気にして目的地に行く」ということから、「見たいものを気にして目的地に行く」に切り替えるだけで、日頃の時間に追われるストレスや、モヤモヤとした考えなくてもいい感情から、逃れられることができるように思います。

毎日何気なく歩いている通勤路。ちょっと気にして歩いて見ると、何か新たな情報が落ちているかもしれません。キョロキョロしすぎて変質者に間違われないようにご注意くださいませ。

佐賀は徒歩の人自体が珍しくて少なくて、歩いているだけで「不審者では?」と
いう目つきを向けられましたので。

 

最終更新日:2025年7月19日 (投稿者:nana)

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