
2025年の読書記録、12〜14冊目は、喜多川泰さんの作品を3冊連続で。
今回読んだのは以下の3冊。すべてオーディブルで耳読です。
• 12冊目:『いただきます』
• 13冊目:『君と会えたから…』
• 14冊目:『ライフトラベラー』
「なんだか疲れてるな」「このままの働き方でいいのかな」そんな時、私は無意識に“心がほっとする本”を選んでいるようです。今回はまさにそんな読書体験でした。
Contents
喜多川泰ワールドの魅力
喜多川さんの作品は、どれも小説仕立てで読みやすく、気づけば自分の人生と重ねてしまうような構成。そして何より、「働くこと」「生きること」「選ぶこと」への視点が、やさしくも鋭く描かれていて、心が整理されていきます。
キャリアコンサルタントの立場から見ても、彼の本には“自分らしく生きる”ヒントがたくさん詰まっているなと感じます。
各作品のおすすめポイントと読後の気づき
①『いただきます』働く意味にモヤモヤしている人へ
「どうせ働くなら、楽して稼ぎたい」
そう思っていた主人公が、ある出会いを通じて“働くことの本質”に目覚めていきます。
“労働=苦”ではなく、“働く=感謝と成長の循環”と捉えるようになる変化は、まさにキャリアの再定義。「働くとは、自分を誰かの役に立たせること」それを自然に感じられるようになる1冊です。
②『君と会えたから…』やりたいことがわからない人、自分探し中の人へ
何をしていいかわからず焦っている主人公が、人生を変える出会いを通して、少しずつ“本当の自分”と向き合っていきます。
この本には、「選ばないことが、実は一番リスクだ」というメッセージがこめられていて、進路に迷っている方、キャリアチェンジを考えている方にも響く内容だと思います。「やりたいことがわからない人ほど、まずは“行動”してみること」この一歩が、次の景色を見せてくれるというメッセージが温かく届きました。
③『ライフトラベラー』自分を変えたい人、新しい世界を見てみたい人へ
人生そのものを“旅”と捉えた物語。価値観に縛られすぎず、“自由に生きること”を自分に許していく大切さを教えてくれます。キャリアの選択においても、「正しい道」ではなく「自分がしっくりくる道」を選んでいい。その勇気をもらえるような一冊でした。
キャリアコンサルタントとして感じたこと
今回の3冊に共通していたのは、「人生を自分で選び取ることの大切さ」でした。
私たちはつい、「こうあるべき」「失敗したくない」といった思考に縛られて、選ばないという選択をしてしまいがちです。でも、本当は自分の内側に「ときめく感覚」「わくわくする直感」があって、それに従うことでしか見えてこない景色がある。キャリアの場面でも、“他人の正解”ではなく、“自分の納得”に耳を傾ける力がますます求められていると感じます。
6月、喜多川泰さんが福岡に!
なんと、6月に喜多川泰さんの講演が福岡で開催されるとのことで、迷わず申込しました!リアルでご本人の言葉に触れられるなんて…とても楽しみです。ご興味のある方、ぜひ会場でお会いしましょう。
講演会の詳細は▶︎こちら
今回の読書まとめ
• 『いただきます』:働くことがつらいと感じる人に
• 『君と会えたから…』:やりたいことがわからない人に
• 『ライフトラベラー』:人生の旅を楽しみたい人に
いずれも、“キャリア迷子”や“人生のモヤモヤ期”に、そっと灯りをともしてくれるような一冊です。もし最近、立ち止まる瞬間があったら、この3冊、ぜひ手に取ってみてくださいね。
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