関西に住んでいる頃は、毎年行っていた奈良の正倉院展、九州では全くテレビ放送されていませんでした。
↓こちらは昨年の正倉院展と鹿
「正倉院展」は毎年一度、10月末から11月上旬の湿度が低い気候の良い時期に開催されます。
正倉院の中に収められている聖武天皇や光明皇后ゆかりの品、天平時代の工芸品、650点以上もの貯蔵品の中から、宮内庁が毎年約60点ほどを厳選し、一般公開されるのです。
毎年60個ずつということは、1度見たものをもう一度見るのは10年後という、全部見るのには約10年かかるというなんとも歴史ロマンス満載のワクワクする展示会なのです。
そして、校倉造と高床式倉庫のおかげで大変保存状態がよく、漆の塗りや螺鈿など、非常に鮮やかな色で見ることができます。これが奈良時代のもの!!?と驚くばかり。
さてこの正倉院の貯蔵物の中に、当時のお薬事情が書かれた書物があるそうです。「種々薬帳(しゅじゅやくちょう」といって、当時の天皇や人々が使用していたお薬事情が書いてある書物。
その中には、なんと、インド伝承医学、アーユルヴェーダでも薬として使われている、胡椒やはちみつの記載がされているようです。怪我や火傷の塗り薬、ガサガサ唇の修復にも重宝されるはちみつですが、アーユルヴェーダでははちみつを食べる事で痩せる、と言われています。
ここでいうはちみつは「非加熱(生)」のはちみつ。スーパーで安価に手にはいるはちみつは加熱処理がなされているので、これを食べると糖分の摂りすぎになるので注意が必要です。そしてこの非加熱のはちみつは、あまり簡単に手に入らないらしい。
私は先日長崎に行った際に、貴重な生のはちみつを購入し、満足気に帰ってきましたが、痩せるよりも増量することに力を入れるべきだったと思い出し、高価なはちみつは、取りすぎないように少し控えようかと思ってます。でも、美味しいから、安心して食べちゃうのですが。
インドのアーユルヴェーダの薬が正倉院に残っている事実。私の大好きな正倉院展と大好きなインド、アーユルヴェーダとの不思議なつながり。
私がアーユルヴェーダと出会うのは、必然だったのかもしれないなと思ったのでした。
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