佐賀で開催、ポジティブ心理学日本の第一人者からの学び。

2019年6月25日(火)〜26日(水)in 佐賀

日本のポジティブ心理学の第一人者である成瀬まゆみ先生を佐賀へお招きして、セミナーを開催しました。

毎週火曜日に開催している「ゆるゆる朝活読書会」では、先生が翻訳された『ハーバードの人生を変える授業』を1章ずつ読み進めています。

読書会を1年以上継続した次のステップとして、佐賀のメンバーの方と共に、先生から直接学ぶ機会を持てたらいいなと思ったのがきっかけです。

今回はそのセミナー内容を忘れないようにとまとめました。

1.ポジティブ心理学ってなに?

今回のテーマであるポジティブ心理学。事前に知っていたかを参加者様にアンケートで回答いただきました。

・知っていた…12人
・知らなかった…12人
・聞いたことはあったけど、内容はよく知らなかった…7人

私が普段開催している、ゆるゆる朝活読書会に来られている方の参加が多かったこともあり、全体の4割がご存知と、比較的割合は高かったように思いますが、約6割の方は、よく知らないとの回答でした。

ポジティブ心理学とよく間違われるのは、

「ポジティブシンキング」

とにかく、何があっても、いつでも、
【ポジティブでいればいいんでしょー!?】という考え方。

ポジティブ心理学では、ネガティブな発言を絶対にしてはいけない!いつでも笑ってなければいけない!と言ってるのではなく、誰にでも、ネガティブな一面があるのが普通なので、今のありのままの自分を受け止めましょう。といわれています。

程よい割合は、ポジティブ:ネガティブが3:1 だそうです。

ネガティブ感情が生じても、ポジティブ感情を増やせばいい。今回はその具体的なやり方をご紹介いただきました。

毎週開催している朝活読書会でも、『ハーバードの人生を変える授業』をテキストに、少しずつ実践しています。

1回きりでは身に付かないことも、繰り返し行うことで、感情が乱れた時の対処の仕方が少しずつですが変わっていくのを感じています。

2.みなさんの参加動機

今回、大変ありがたいことに、定員30名の枠に対して、31名の方にご参加いただきました。

佐賀市内近郊の方だけでなく、伊万里、鳥栖、武雄から。県外は、福岡、長崎の方にも足をお運びいただきました。ありがとうございます。

平日の夜、時間を割いて来てくださった、参加者様の参加動機は何だったんだろう?アンケートに答えていただきました。

ポジティブ心理学を既にご存知だった方は

・「成瀬まゆみ先生、実物に会いたかった!」
・「直接、話が聞きたかった!」

という理由が主でした。

では、ポジティブ心理学をご存知でなかった方の参加動機は?

・そもそも心理学に興味があって。
・どんな心理学だろうと思ったから。
・ポジティブって何?って思ったから。
・自分はネガティブ思考だから、
・自分の生活に役立ちそうだから。
・自分の新しい部分が見つかるかも?
・人間関係を良くしたいと思ったから。

そんな期待を持ってのご参加でした。

動機の中にもあった、「自分はネガティブ思考」という考え方。ポジティブ心理学では、このネガティブな感情にもしっかりと役割があるといわれています。

ネガティブな感情の役割
・危険を察知できる。
・同じ思いを経験している人への理解が深まる
・変化や成長のきっかけとなる

不安に思うからこそ、用心したり、うまくいかなかったからこそ、次は気をつけようと思ったりするのですね。

このように、参加動機は様々でしたが、次からはセミナーの中身に触れていきたいと思います。

3.はんすう?

今回のセミナーでは、前半と後半に1つずつワークがありました。

前半のワークは「反芻」について考える。

反芻といえば牛さん。一度飲みこんだ食物を再び口中にもどし、よくかんでからまた飲みこむこと。その意味が転じて、ポジティブ心理学的に言うと、ネガティブ思考とネガティブ感情が頭の中に繰り返し現れる状態です。

私とペアを組んだ方は、会社の朝礼で毎週のように回ってくる発表で

・何を話そう?
・こんなの意味あるの?
・また来週もある…

通勤時間も、お風呂の時間も、寝る前にも、頭から離れないと言われていました。やりたくない仕事、気分が乗らない仕事は特に、やらなきゃやばい、間に合うかな…と、ずーっと考えてしまう。

これも「反芻」に入ります。

同じことが、ぐるぐる頭を周り出したら、「私、また考えてる」とまずは気づく。そして次のステップへ。

・一旦考えることをやめる
・気分転換の行動をとる
・反論する

で対処するのがいいと、お話しくださいました。ポジティブなふりをするのではなく、まずは自分の感情に「気づく」ことから。その上で、考えることをやめたり、どうしても考えなければならないのであれば、考える時間を決めたり。

最後の反論するが、一番難しいかもしれません。

「やりたくない仕事」に「本当にやりたくないの?」と反論しても、やりたくないものはやりたくない!となりがちなので、「なぜ、やりたくないのか?」と間に質問を入れてみる。

私も同じように「やりたくない仕事」を目の前にした経験をしたことは何度もあるので、私の気持ちで答えてみると、

「意味がないと思っている。」
「時間の無駄だと思っている。」
「上司の自己満足じゃん!」
「どうせ上手に話せない」

そして、ここに反論してみる。

「本当に意味がないのか?」
「本当に時間の無駄なのか?」
「本当に上司の自己満足なのか?」
「本当に聞いてる人はそう思ってるの?」

すると、

「少しくらいは意味があるかもしれない」
「時間の無駄は言い過ぎかも。人前で話す訓練、話をまとめる練習にもなるか?」
「上司の自己満足かもしれないけど、実は上司もイヤイヤやらされてるかも?」
「うまく話せてないと思っているのは私だけ?」

少しネガティブ感情が薄くなるかもしれません。今回は仕事を例にあげましたが、人間関係での反芻も多いかもしれませんね。

「同じことばっかり考えちゃってる」と思ったら、一度考えることをやめること。ぜひ、試してみてください。

4.あなたの強みは何ですか?

休憩時間は、先生へサインを求める長蛇の列ができました。

まゆみ先生は、一人一人と対面し、その人に備わっていそうなワードをインスピレーションで書いてくださいました。

↓私はこれ、リーダーシップ。もしかしたら私の強みかも?

続いて後半のワークは、「自分の強みを見つける」

グループの中で、感情が揺さぶられたちょっとした小話を披露し、その話から感じられる「強み」を、1人につき3つずつフィードバックしてもらいます。すると、手元には、自分の強みが書かれた付箋が、人数分×3枚揃います。

手元に並ぶ、人からみた強みの付箋を見ての感想。

・人からこんなに褒められたことない。
・とっても気分がいい。
・とても嬉しく、心が温かくなった。
・どんどんHAPPYになった。
・自分の強みを短時間でたくさん知れた
・自分が弱みと思っていたことを書かれた。

普段、見ず知らずの人に褒められることはあまりないですし、今まで自分の強みについて考えたことがなかったという方には、新しい自分を発見するきっかけになりました。

強みを見つけて、それから続きは?どうしたらいいの?という質問もありましたが、今回のセミナーでは、「強みを見つける」というところまで。強みを知った後は、それをしっかりと活かして、さらに伸ばす必要があります。

成功者と呼ばれる人たちは、自分の弱みに着眼するのではなく、強みをベースに
人生を構築していると言われています。自分に備わる強みは伸ばせば伸ばすほど、誰かのため、世の中のために貢献でき、大きな満足感を得ること、生きる意味を感じることができるのだと思います。

私が人からよく言われたり、自分で認識している強みは

「好奇心」

なんかわかんないけど、楽しそうだからやってみよう!
これってどうなってるのか知りたい!

そんな欲求に素直に答えて、行動に移すようにしています。

「また、あんたは、わけわからんもんに手をだして…」と言われたことも多々ありましたが、そのわけわからんもんに手を出すことが、私にとってはとても楽しくハッピーなのです。

私の強みってなんだろう?
その強みをどうやって、生活に活かしていけばいいんだろう?

和然旅塾では、ご自身の持つ強みを一緒に見つけていきます。

5.朝活

セミナーの後は有志だけで懇親会。

先生に、動くイカを存分に楽しんでいただき、翻訳家なだけあって、佐賀弁談義に花が咲き、23時までには解散しようと思っていたのに、あっという間に0時前。翌日、7:30からの朝活に備え、速やかに解散しました。

そして迎えた翌日の朝。
先生が翻訳された本『ハーバードの人生を変える授業』を使っての朝活を
開催していただきました。

テーマは本の中から、

第51回『未来からいまをながめる』

先生オリジナルのワークは、静かに自分と向き合うために、「無音」で行う必要があり、たまたまお借りした会場、cotoco215さんは、これ以上にないほどぴったりの落ち着く空間でした。

「100歳になった自分が、今の自分に話かけられるとしたら、どんな言葉をかけますか?」

みなさん、どんな言葉が聞こえてきたか、シェアをしていただきます。

聞こえてきた言葉は、「もっと頑張れ!」と、ゲキを飛ばす言葉ではなく、「よく頑張ってるね」とか、「そのままでいいんだよ」とか「身体をもっと大切にね」とか。

不思議と自分に優しく語りかけてくれる、そんな言葉が多かったように思います。

そして、その言葉を受けて感じた今の気持ちを、いつでもすぐに思い出せるよう、「トリガー」をそれぞれ見つけてください。

と、言われました。

私は感じた気持ちを、美味しいコーヒーを飲んだ時に、思い出されるようにセットしました。

ちょうどcotocoさんで飲んでいたコーヒーが美味しかったので。

このようなトリガーの作り方は、意識しなくても、誰もが一つは自然に持っているのではないでしょうか。

お気に入りのアーティストの曲を聴いたら、テンションが高まったり、お気に入りの香りを嗅いだら、リラックスできたり、いい気分になるトリガーをいくつかストックしておくと、日々の生活の工夫で、簡単にいい気分になれるのでオススメです。

そういえば成瀬先生、セミナーの時にアロマオイルをテーブルに置かれていました。

お訊ねしなかったけど、きっと、ご本人のお気に入りの香りだったのかな。

7.さいごに

この度、ベストセラーを翻訳された、成瀬まゆみ先生を佐賀にお呼びするという、「佐賀にも来てほしいな〜」とぼんやり思っていた願望が、一つ現実となりました。

私1人で、先生に会うために、セミナーを受講しに東京に行くと言う選択肢もありましたが、どうせなら、佐賀で同じ本を読んでいる方々や、興味のある方にも聞いていただいた方が、
いいんじゃないか?と思い、あえて難しい選択肢にチャレンジしました。

もちろん、集客面では、集まらなかったらどうしよう…と言う、負の感情もいっぱい出てきましたし、先生の飛行機飛ぶかな?とか、お天気大丈夫かな?とか、いらない心配もたくさんしました。

でもそれも、全て必要な感情。その感情があったからこそ、無事終了したと言う安堵感、満たされた気持ちでいっぱいです。

ポジティブ心理学は、新しい学問。幸せにスポット当てながら、勉強できるだなんて、そしてそれが、日々の生活に役立つだなんていいことづくめです。

学ぶことで自分も幸せになり、周りの人にも波及効果がある。

そう信じて、これからも精進していきたいと思います。

成瀬まゆみ先生、ご参加いただいた皆様、そして最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

さて、次の好奇心。

何をしようかな〜

<2020年12月追記>
成瀬まゆみ先生の新刊『まんがで分かる自己肯定感を高めるハーバード式ポジティブ心理学』が発売になりました。セミナーでも実施したワークの内容もわかりやすくまとめられています。

<お知らせ>

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