基本、晴れ女の私。
2019年10月11日(金)「有明海の十三夜」
季節の巡りを五感で感じる十三夜のお月見に行ってきました。
今年で7回目で、毎年旧暦の9月13日に開催されているとのこと。
佐賀に来て驚いたことの1つに有明海の干潟があります。日本最大の干潟、潮の干満差が一番大きい、ということは、なんとなく地理の授業で習った記憶はありましたが、海って、砂浜が広がってて、ざっぱーんって、よせては返す波の音がして、それが当たり前だと思ったら、しーーーんと静か中に、カニやトビハゼがピチピチ音を立てて動いている。
こんな海があるだなんて、佐賀に来てしりました。
↑潮が引いてる有明海。完全に海の底が見えています。
その有明海が望める佐賀空港のデッキでのイベント。
なんなの!この魅力的なイベントは!!!ということで、和然旅塾としてもわずかながら協賛させていただきました。
「どなたか一緒に行きませんか〜?」と声をかけたところ、「行きたーい!」とすぐに10名ほどお集まりいただきました。
16時45分開場のところ、17時には到着して、一番前のゴザのお席、ステージかぶりつきの場所をちゃっかり確保!
うっかりして、全員で映った写真はなく、お席確保に走った先発組だけでございます。みなさんの胸元には麦で作ったのブローチが。
参加費用の中には、おこもじおむすびが2こ、あったかい具沢山豚汁、佐賀の銘菓丸ぼうろ。なんと太っ腹!
おこもじおむすびとは???
高菜の菜っ葉を油で炒めたようなお漬物のようなものが混ざっているおむすびのことらしいです。
↓こんなの。
これに500円のお買い物券まで付いてました。
普段は夜中しか食べられない、よなよなあんこさんの販売もあったので、あったかいぜんざいをいただきました。
↓こちらは別の人が頼んだ豆乳ぜんざい
おにぎりを頬張りながら、西に沈む夕日を見つつ、刻一刻と色が変わる空を静かに眺める時間。太陽が沈むと、月が明るくなる。そんな当たり前のことにも、なんだかしみじみしちゃって、自然と一日に感謝できました。
ステージでは十三夜にちなんだ絵本の朗読
お着物を着て朗読されているのが、いつも読書会に来てくださっている方。
読んでくださったのは、
『ながいよるのおつきさま』
ネイティブ・アメリカンが満月につけた12の美しい名前を紹介する絵本。
優しく落ち着いた声に、BGMと空の色がぴったりマッチして、物語に引き込まれておりました。
そして、オカリナの演奏。
七音(なないろ)さんというグループ。お揃いの衣装に、お揃いのポーチがキュート。私も上手になりたいと思いました。オカリナのレッスンにも力が入りそうです。
そしてJAZZのコンサート
全てかぶりつき席でゆったり鑑賞。
最初は雲で隠れていた雲も、すこーし恥ずかしげに顔を出してくれて。
こんな素敵なイベントを企画されているNPO法人さがのぎさん。自然のありがたみを溢れそうになる程味わいました。ぜひ、佐賀平野の魅力、自然の素晴らしさをこれからも伝えてください。
今回ご一緒いただいたみなさま、あまりにもの素敵さに興奮気味で解散。幸せって、身近にあるのね。静かに空を見上げ月を眺める時間から、そう感じ一日でした。
ありがとうございました。
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