佐賀にある読書好きが憧れる場所。泊まれる図書館に泊まる①

2018年11月上旬に開催した、
和然旅塾主催のリトリートプレ企画「図書館に泊まる」

どんな感じで開催していたかをご紹介したいと思います。

情報入手

毎週火曜日に佐賀で開催しているゆるゆる朝活読書会

8:15に一旦終了し、次の8:30の回までの15分間。お時間に余裕がある方とおしゃべりタイムになります。

そこでは、美味しいお店や、雰囲気のいい場所など、佐賀初心者の私にとっては
とっても貴重な情報交換の場になっています。

「ななさん、泊まれる図書館があるの知ってます?」

この一言に、食いつきました

泊まれる図書館!?そんなのがあるんですか!

すぐにその場でネット検索したら、すぐ近くの私の好きな温泉街、古湯温泉にあることが分かりました。

読書会を主催している立場として、これは行かない理由がない。限定5名の一棟貸し。うん、企画しよう。と心に決めました。

その日の夜、ゆるゆる夜活読書会にて、この泊まれる図書館のことを、参加者の方々と興奮気味で話していると、読書会の場所をお貸しいただいているゲストハウスHAGAKURE店長さんにまで、興奮気味の会話が聞こえていたらしく、

「これですよね?」

とさらり。お店情報の書いたカードを持って来てくれました。

泊まれる図書館「暁」

欲しい情報が次から次へと入ってくる日。佐賀在住歴が私より断然長い方でも、図書館の存在は知ってても、行ったことがない人が多く、やっぱりこれは、泊まらなきゃ。と、これまた心に決めたのでした。

この出来事は2018年10月8日(火)。図書館に泊まったのは2018年11月10日〜11日。1ヶ月間でのプランニングでした。

企画決行

古湯温泉のあたりは佐賀市の北側、山間部に位置し、冬になると激寒で、積雪もあるほど。これは年内、早めに計画する必要があるけど、12月に入ると、色々忙しいだろうし、やっぱり11月中がべスト。

ネットで予約状況を確認すると、空いている週末は1つだけしかなく、意外に時間がないことに気づきます。予約して、レターを作って、参加者を呼びかけて…予約完了した時点でキャンセル料が取られるので、「誰も参加される方がいなかったら、私一人ぼっちで泊まることに…まあ、それはそれでいっか…」なんて、ブツブツと妄想しながら、プランニングをしておりました。

一泊するのだから、色々やりたいことはあったけど、作り込むと時間がかかってしまうので、

・現地集合
・現地解散
・今回は本を読むことに特化

にしました。

そしてゆくゆくは和然旅塾のレギュラー企画としていきたく、次に繋げるご意見をいただためのプレ企画に。

そしてふと、思い出したのです。私、旅行会社に就職したかったのだった…と。和然旅塾を立ち上げる際に一度思い出したのですが、時間が経つと忘れるようで。

大手旅行会社の就職試験受けました。鮮やかに筆記で落ちました。大手格安旅行会社も受けました。面接まで行ったけど、ご縁がありませんでした。

旅行も好きだし、添乗員になりたい。

でも母親に、「あんた、身体ついていけるん?」とボソと言われたのです。能力ではなく体力を冷静に指摘されました。自律神経弱め、低血圧、疲れやすい。学生時代から、身体の不調を訴えることも多かった私。

添乗員は時間も不規則でハードな体力勝負の仕事。旅行は好きだけど、計画するのも、案内するのも、地図も好きだけど、添乗員っていう職種にこだわらなくってもいっか。

と、すっかり忘れてしまってました。

けれど、今、自分が歩んでいる道を振り返ってみると過去にやりたかったことを、知らず知らずのうちに、形を変えながら選択している気がします。

そんなリトリートプレ企画「図書館に泊まる」無事お申し込みが2名あり、
一人で泊まることなく、決行です。

チェックイン

前置きが長くなりました。ようやく本題に入ります。

チェックイン時間は16時。16時10分前に行きましたら、まだご準備中でした。

↑まだ「閉」の表示。

荷物だけ置かせていただき、車を少し離れた無料駐車場に停めて、温泉街をゆっくり歩いて向かいます。

図書館の近くにも駐車場はあるのですが、そこは参加者様のスペースに。

↑こんな景色を見ながら、のんびりと。

16時過ぎに再び訪れると、お一人の参加者の方が待っていらっしゃいました。5分前に伺ったところ、ご準備がまだだったようで。

<備忘録>

「早めに来ても入れない」と。チェックメモに残します。

そして、いよいよ中へ。待ちわびていたこともあってか、中に一歩踏み込むとテンションが一気に上がります。

うわー!


えー!

すごーい!

なにここー!

写真を撮りまくっていると、オーナーの白石さんが、ウェルカムドリンクをお持ちになり図書館内の説明をしてくださいました。

私は嬉野紅茶。もう一人の方はコーヒー。嬉野紅茶は佐賀市内で人気の「和紅茶専門店 紅茶(くれは)」さんのもの。

コーヒーも豆を挽く音がしましたので、一杯ずつ淹れてくれてるようです。

明治後期に建てられた築110年の古民家。木材関係の職人さんが住まれていた家らしく、建物の柱や、欄間、天井など、あらゆるところに工夫がされている建物でした。

特にトイレの天井が変わってました。

↓これ、トイレの天井

そして、ここに置いてある本のご説明をたっぷりと。暁の蔵書は現在1,300冊。

九州の本好きの方が、

・手放したくない本。
・ずっと置いておきたい本。

というテーマで20冊ずつ選び、一人1棚のルールで並べられています。ジャンル別ではないのが、通常の本屋さんや図書館と大きく異なる点です。

そしてその本には、「なぜその本を大事にしているのか」の理由が添えられており、同じ本が並んでいても、大事にしている理由が違っているので、本の印象も変わります。自分の好みの本棚を見つけて、順に読んでいくこともできますし、パッと気になる本の選ばれた理由を見て、読みたい本を見つけていくこともできます。

もう一人の参加者の方は、お仕事を済ませて、18時くらいに到着予定でしたので、チェックインから、到着まで、しばし写真撮影タイム、読書タイム。

夕暮れ時。夕日が縁側に差し込み、なんとも言えぬ空間を作り出します。いつもはバタバタ、夕飯の準備をしている時間帯。その時間に、こんな素敵な空間で、なにも気にせず本を読めるなんて…

普段は主婦業の参加者さまにとって、とっても贅沢な時間をお過ごしになられたのでした。

続く…

<ご案内>

和然旅塾のゆるゆるオンラインサロン会員に入会すると、月額2,000円(税込)で定例のゆるゆる読書会が受け放題。月1回の勉強会にも参加できます。

詳細はこちらから

オンライン朝活読書会、単発での参加もできます。

毎週火曜日:7:00am-7:45am/8:00am-8:45am/9:45am-10:30am
毎週木曜日:6:00am-6:45am
詳細はこちらから

オンラインゆるゆる夜活読書会。

単発でも、本がなくても参加できます。
参加費は1,000円(税込)
参加後のお支払いです。

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<その他>

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