泊まれる図書館「暁」でのリトリート企画。
お仕事が終わって来てくださった、もう一人の参加者の方が無事到着し、外は真っ暗になりました。
後編、こちらです↓
Contents
夕食と温泉
泊まれる図書館「暁」は、通常はカフェ営業をされているため、台所の食器類は充実しております。
↓こちらは自由に使っても良いとのことで、とても助かりました。
持ち込みもOKなのですが、宿泊者は食品衛生法の関係で、調理はできません。
夕食は近くにあるカフェ「古湯キッチン10」さんにお弁当を頼みました。そしてそのお弁当を、白石さんが出前してくれるのです。
そのお弁当がこちら↓
なんと3段重。ご飯は炊飯器に炊きたてをご用意されていて、お重に自分たちで詰めていただきます。お米は古湯温泉のある佐賀市富士町産でした。ボリューミーかつ美味しい。そして食べ物を前に写真。(撮り方が雑ですみません↓↓)
そう言えば、私、甘いものを買ってきたんだけど、食べれるかしら…。胃袋を心配しながらも、お弁当はみなさま完食。おしゃべりをしてちょっとお腹が落ち着いたところで、温泉に向かいました。
図書館に備え付けのタオルは、お持ち帰り可能。でもバスタオルではないので、
「タオルは各自持参がオススメ」と。メモメモ。
お風呂は館内にはなく、図書館から徒歩1分。英龍温泉です。
ご近所の方たちの憩いの場のような小さな温泉です。
入り口付近には、近くで採れたお野菜がたくさん売られてました。(帰りに買おう)
英龍温泉は、湧き出し温度の違うアルカリ温泉が2つ湧いており、一つの温泉で、ぬる湯と熱めのお湯と2つの源泉が楽しめます。無色、無臭、無味、水素イオン濃度が全国一。近くにある大きな旅館のお湯よりも、湯質が絶対いい気がします。
<備忘録>
・ボディソープ有
・リンスインシャンプー有
・シャワー3箇所
・水圧はゲキ弱…
だからって、どうすることもできませんが、一応必要な情報かなと書き留める。
ゆっくりと温まって、湯冷めしないようお部屋に戻り、甘いものタイム。佐賀市で人気の果物店、新SUNのフルーツタルトと、私が家から持参したオリジナルブレンドハーブティーでおもてなしタイム。
<備忘録>
・食器は自由に使える
・お腹が相当いっぱいになるので、
もう少し軽いものでいいかも。
メモメモ、と。
甘いものは別腹で、ペロリと平らげました。
消灯
眠たくなったら、パタンと眠れるよう、お布団を先に敷きました。卓袱台や荷物を退けて、3枚のお布団を並べて敷きます。
定員5名だったけど、5名で寝たらまあまあ狭い?仲良しお友達同士なら良いけど、初めましての人もいるとしたら、ちょっと窮屈かも。
<備忘録>
・参加者は4名までにした方が、心地いいかもしれない。
*2021年9月現在、最大定員は4名様までです。意見を参考にしてくれたのかも。
ご自分のお布団を決め、それぞれ居心地がいい場所を陣取り、読書タイムのスタート。ちなみに私は、写真右奥に陣取りました。
大人の女性なので、特に場所取りで喧嘩になることなく、
チクタクチクタク。
時計の音だけやたら大きく聞こえます。
やはり山間部は冷えるようで、灯油ストーブがいい働きしてくれました。そして
ブラウンケットも準備されていたので、大変助かりました。
予定では23時を消灯としておりましたが、各自枕元にもライトを置けるので、お布団に入っての読書も可。大きな電気の消灯は、一人の方にお任せし、私はお布団で、寝落ちするまで読書を楽しみました。
『なんとなくな日々』川上弘美著
→「寝ながら読むのにちょうどいい」というコメントを見て選んだ本。
本を読みながら静かに眠りにつきます。
起床
7時起床。でも6時過ぎくらいに目が覚めました。
目が覚めて、最初に目につくのはもちろん本。
寝起きに目の前にある本棚を眺め、「あ、この棚見てなかった」と気になる本を手に取る。慌ただしく起きたり、もう少し寝かせてーと二度寝したり、いつもの生活とは全く違う脳のクリア感。
各自身支度をし、お布団をあげ、朝食は近くの旅館に向かいます。
快晴!!晴れ女万歳!
今回は、「千曲荘」さんで、お食事を用意してくれてるとのこと。
完全に旅館の朝食。
自宅から車で30分程度の距離なのに、まるで遠方に旅行にきたみたい。大満足のお料理と雰囲気で、自然に身体も緩みます。
食べた後は、ぷらぷらと温泉街をお散歩しながら、我らがお宿「暁」へ。
とってもよいお天気で、紅葉も始まったベストシーズン。
朝のシンとした空気が気持ちよく、川の流れる音が気持ちよく、朝のお散歩最高すぎる。
斎藤茂吉の碑を見逃してしまったので、次回はちゃんと、添乗員できるようにしておきます。メモメモ。
ラストスパート
図書館に帰ったら、ホットコーヒーと持参した手作り甘酒でほっこり。参加者の方もお菓子を持ってこられていて、ティータイムです。
ここでも食器が大活躍。
そしてこの時間を使って、各自が見つけた本、どんな本を読んでいたのか、
簡単にシェアをしました。
小さい頃読んで、思い出に残ってる本だったり、題名に惹かれて読んでみた本だったり。すぐ読めちゃう本は、その場で回し読みしたり。
一人だと選ぶことない、本のジャンルに触れ、楽しみかたも倍増以上でした。
チェックアウトは11時。
残り約1時間。たっぷり本と楽しみたい!見逃した本棚はないか、読みたい本の題名をメモったり、それぞれがそれぞれの時間の過ごし方。
本を見ていると宿泊者が自由に書けるノートが棚の上にありました。
東京、千葉、横浜、四国、名古屋、北海道もあったかな。
雪が降る日に来られていたり、次回は2泊したい。また絶対くるーーー!!なんてコメントがたくさん書いてありました。遠方から、この図書館に泊まるために、佐賀へ来てるんですね。
「佐賀、やるじゃん」
そんなこんなでいよいよ、チェックアウトの時間。白石さん、時間通りにご登場。
こんな素敵な場所を提供くださった「暁」さんに感謝です。
番外編
現地集合16時のチェックイン
現地解散11時のチェックアウト
としたため、
前後に用事を入れやすく、お二人とも上手に調整して、無駄のないスケジューリングを組まれてました。
お一人の方は、帰りはお着物を着て帰られました。この建物の和の空間と
とてもマッチしていて素敵でした。
チェックアウト後、私は特に予定はなく、フリーでしたので、そのお着物の方と
お昼をご一緒して別れました。
「瓦そば」といえば、有名なのは山口県下関市。なのになぜか、古湯温泉街に瓦そばのお店「田舎」があるのです。
あとあと調べると、佐賀県産のお茶を使った茶そばが逸品とのこと。そこが行列ができるほど、美味しい。とお聞きし即実行。
お腹いっぱいのはずでしたが、美味しかった。
そして、英龍温泉にあった、野菜コーナーへ立ち寄り、安すぎる新鮮野菜を
大量に買い占めて帰ったのでした。
そして一番大切な、今回参加いただいた2名様からのご感想を。
・想像していたよりかなりよかった。
・期待を大きく上回った。
・普段体験できない贅沢な時間だった。
季節ごとに楽しめる古湯温泉。
佐賀近郊の方はもとより、ぜひ遠方からの参加も募っていきたいなと思っております。
真冬に、しんしんと降る雪を見ながら…というのも、楽しみ方の一つですが、寒さ大敵の女性限定企画ですので、次回は春ぐらいに企画しようと思います。
この企画にご参加いただいたお二人様。
本当に楽しかったです。ありがとうございました!
<ご案内>
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