大学では文学部の日本文学科でした。文学部なのに、本を読むのはあまり好きではなく、日本文学科なのに、あえての日本語学専攻。単位修得のためだけに勉強しておりましたので、何も知識は残っておりません。
何かと楽な方を選ぶのが多数派と呼ばれる大学時代、私は敢えて、厳しいと評判のゼミを選ぶ、7名だけの少数派でした。
そんな私が、朝、昼、夜、一日読書会3セットを完遂。
ただ単に本好きだから始めたわけではなく、どちらかというと読書は苦手だった私。そんな私が、30代を過ぎた頃から、本を読む時間が、日常生活の中で、とても貴重な、贅沢なものに思えて、その貴重な時間の占める割合を
自然と少しずつ増やしていきたいと思ったのです。
よっぽどの本好きではない限り、いや、本好きでさえも、日々追われるものが多すぎて、やりたいことが多すぎて、どうしても後回しにしてしまう、読書の時間。特に昼活読書会は、家からなかなか出ることができない、そんな方が、外へ出かけるきっかけとなればなと、指定図書も選びました。
『道は開ける』デール・カーネギー著
お茶会ではなく、カーネギーを読む読書会。
せっかく家を抜けてくるんだから、開催場所にもこだわりたく、非日常を感じさせる木と本に囲まれたカフェ、カフェ木と本さんにしました。
昨日ご参加いただいた方も、旦那様は快く「行ってきな!」と背中を押してくださったようです。しかもこの本を旦那様がお持ちで、きっと書かれている内容をご存知だったからこそ、奥様にとって必要だなと思ったからこそ、全く異議を唱えなかったと、かなりの勝手な妄想で良い解釈をしております。
毎週となると、お子様を親に預けるのも心苦しいですが、隔週の月2回だけだと、預ける際の気遣いも最小限に抑えられるかと。家で読む時間がないから、読書会へ来られるので、事前の予習は不要としています。
昨日の第一回目。
最初から全部音読しようと思ってましたが、あまりにものページ数の多さ、外国人のどうでもいいカタカナの名前、ちょっとした専門用語など、声に出して読むだけで、疲れ切ってしまうということがわかり、前半の前半から軌道修正。
私のオリジナルレジメに沿って、重要なポイントを抑えていく、良いとこどりで、音読していくスタイルに変更しました。
途中途中で自分の生活を振り返りつつ、改善できるところ、参考になるところ、いやいや、これは難しそうなど、シェアタイムを入れながら、学び多き時間にと工夫しております。
大学で学んだことより、会社員時代に自然と身についたファシリテーション力が
役立っているようです。少数派を求めるのは今も変わらずのようですが。
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毎週火曜日:7:00am-7:45am/8:00am-8:45am/9:45am-10:30am
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