東京でバリバリ営業をしていた頃の話です。
日々数字に追われる生活。
とにかく都会の喧騒から逃げ出して、
精神的に静かになりたくって、
休みの日は無性に寺や神社を訪れてました。
だんだん訪れるだけでは飽き足らず、
一番手短に非日常を感じられる
「坐禅」や「写経」への関心が高まり始めました。
その当時のリーダーに、
「私、坐禅したいんですよね」
というと、
「俺も!」
とまさかの返事。
意気投合した二人は、
仕事帰りに寺へ坐禅に行きました。
そこはお寺でしたが、
坐禅会場は離れの畳のお部屋だったと
なんとなく記憶しています。
蛍光灯の妙に明るい光が気になりましたが、
座布団を使って、
坐禅をするまではまあ良かった。
問題は終わってから。
参加者は15名くらいはいたと思います。
そしてなぜか坐禅の時にはいなかった人たちが、
どこからともなく人が湧いてきて、
その大勢の人の前で
一人ずつ自己紹介を強要され、
なんだか帰らせないような変な雰囲気に。
「お食事会にどうぞ」
と、執拗に誘われ、
別の部屋に連れ込まれそうになり、
「これはやばい!」
二人して必死で逃げ去りました。
結局、駅の近くの居酒屋で、
二人反省会。
せっかく穏やかな時間を過ごそうと思ったのに。
こんな座禅会もあるのですね。
今では笑い話ですが…
和然旅塾では、
私のこの苦い坐禅経験を生かし
しっかり現地で住職とお話をし、
事前に体験をして確認しております。
そして、
・女性限定とすること。
・坐禅の後に良い書物を読む時間を設けること。
で、より安心して、
自分の心と向き合う時間を
静かに過ごしていただきたいと思っています。
その坐禅と読書の安心のイベントページは
こちらから。
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