キャリアウーマンがこれからの人生を楽しむ選択肢 スリランカ編

◼︎ベリーダンスに導かれたアーユルヴェーダ

今回は、私のアーユルヴェーダとの出会いを綴っていきたいと思います。

 

私は27歳からベリーダンスを趣味で習っています。(只今先生難民で休暇中)
 
習い出したきっかけは、
 
「仕事以外の趣味を見つけたい」
「なんか身体を動かして踊ってみたい」
 
という、ざっくりすぎる動機でしたがエキゾチックな衣装と音楽に魅せられてベリーダンスに出会い、ダンスを楽しむだけでなく、個性豊かなお友達にめぐりあえました。
 

このお友達こそが私にアーユルヴェーダという存在を教えてくれたのです。
 
東京のベリ友のSちゃん
 
ベリーだけでなく、ヨガにハマり、そこで知り得たアーユルヴェーダの良さを、私に力説してくれたのですが、当時の私はあまり興味なく

「ん?インベーダー??何、それ?」

状態でした。
 
ただ、自然派で何やら体に良さげということだけは、何となくインプットされました。
 

そして数年後、関西に転勤。そこで出会った関西のベリ友Aちゃんが、アーユルヴェーダの知恵に基づいた食事療法を専門としたお料理教室をしていると聞き、
 
「ん?どこかで聞いたことある。アーユルヴェーダ・・・あ、Sちゃんが言ってたんだ!」
 
と、二度目の出会い。
 
彼女は料理教室をしているだけにアーユルヴェーダの説明も上手で、人間には3つの体質があること、体質や気候によって食べるものに注意した方がいいことを教えてくれました。

 
そして、
 
「ななちゃんは見た感じ、きっと風のエネルギーの強いヴァータだね」
 
と言われ、何それー!?と、一気に好奇心が湧きます!
 
でも、チラッとネットで調べてみるくらいで、長続きしませんでした。
 
その1年後くらいでしょうか。
 
仕事の責任が重くなり、いじめかと思うほど仕事を抱えてしまい、心と体に余裕がなくなって行きました。
 
休日くらいは好きに活動しないとやってらんない。
 
インド旅行をしたり、自分が興味のあるものには何でもかんでも手を出し始め、その一つにAちゃん主催のアーユルヴェーダの食事療法に基づいたスリランカ料理教室に参加しました。
 
そして、その教室の開催場所がアーユルヴェーダサロンの一室だったのですが、壁に貼ってあるポスターに釘付けになります。
 

アーユルヴェーダの旅in南インド極上の8日間!!!
 
 
何これーーー!?
癒されたい。
遠くに行きたーーい!!!
 
でも日程を見てがっかり。10月1日出発だったです。そう、下期の初日。
 
これは休めん…
 
って諦められる私ではなく、「アーユルヴェーダの旅」をネットで探しまくり。今まで調べていなかっただけで、スリランカへのひとり旅ツアーがたくさんあることを知りました。
 
行きたい
行きたい
行きたーーーい
 
そう話をしていると、ちょうどこれまたベリ友のMちゃんが、
 
「私もアーユルヴェーダ体験したいと思っててん」
 
と。
 
えーー!行っちゃうーー!?
 
ってことで、トントンと日程調整が済み、11月にスリランカへベリ友Mちゃんとアーユルヴェーダの旅へ行くことに。
 
不思議なことに、全てベリーダンスが私をアーユルヴェーダへと導いてくれたのです。なので私にとって、ベリーダンスは、自分らしさを引き出す大切なきっかけ。
 
何にでもきっかけってあるんですね。些細なことが大きな変化へつながること。不思議なものです。


◼︎海外でおこもりステイ

さて、今回の旅はインドではなくスリランカ。

首都はコロンボではなく、スリジャヤワルダナプラコッテ。
 
スリランカ6日間の旅。
本当はもっと長く滞在したかったけど、6日がmaxでした。
 
今回のツアーのホテル宿は、ジェニファー・バワ設計の「ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハケダラ」
http://www.heritancehotels.com/ayurvedamahagedara/
 

色々調べて決めましたが、ビーチもすぐそばにあり素敵すぎるリゾートホテルです。
 
ここに4連泊おこもりステイ。
なーんにもしない贅沢な旅の始まりです。
 
常に予定はガンガン入れて飛び回るように動いていたのに、海外でまさかのおこもりステイ。特に予定がない、時間を気にしない海外旅行なんて初体験です。
 
滞在初日はドクターの問診がありました。ここは日本語を話せるスタッフがおらず、通訳はガイドさん。そして今回のガイドさんはちと日本語が聞き取りにくい。
 
結構簡単に訳したんじゃないかなーという短い問診でしたが、
体質は「ヴァータ・カパ」と診断されました。
 
そしてその体質にあった滞在中の食事(まずい薬もありました)とトリートメントのメニューが決まります。
 

 
 
 
1日90~120分のトリートメント×4日間。
 
お食事はビュッフェスタイルですが、
 

 
 
 それぞれの料理の前に、こんなマークが書いてあり
 

 
自分の体質にあったメニューを選びます。

※星の数で判断。
 これはヴァータとピッタの人向きのお食事。
 
アルコールやコーヒー、冷たい飲み物は一切ありません。お部屋には当然テレビも時計もありません。ストイックなアーユルヴェーダ施術にもってこいの環境ですが、なんせ滞在期間が短い。
 
ドイツ人のお客様が多いようで、1ヶ月滞在するって言ってました。しかもご夫婦で。
 
ご夫婦でアーユルヴェーダよ、なんて素敵なの!!
 
私たちが4日間のステイだと言ったら、めちゃびっくりしてました。

 
「日本人はやっぱり働き者なのね」ですって。
 
特に予定のない贅沢な旅だと思ったら、ドイツ人から見ると短すぎる。まだまだ甘いのね。休めるものなら休みたいのだけど、一ヶ月はさすがに。
 
短いスリランカでのアーユルヴェーダトリートメント体験ですが、夢のような毎日が始まります。


◼︎姫気分のトリートメント

4日間のトリートメントは広大なホテル敷地内の別棟で行われました。
 
オイルでギットギトになるので、部屋に備え付けてあるガウンを着て、水着のパンツを履いて、ホテルエントランスからカートに乗って移動。このお兄ちゃんが、カートを運転して、いつもニコニコ送ってくれます。
 

 
 
 
って言ってもとっても近いので20秒くらいで到着(笑)
 

 
 
 
トリートメントの時間になると私担当の小柄なセラピストがロビーにお迎えに来てくれて、素敵な中庭を通って個室のマッサージルームへ。
 

 
 
 
肩こり、頭痛持ちの私はまずはとても心地よいヘッドマッサージから始まります。
 

ヘッドマッサージをされながら見える風景がこちら。
 


小さな池に鳥がチュンチュン遊びに来てたりしてなんて至福の時間なのでしょう。
 
そのあと、セラピストが1人増え、二人掛かりでのアビヤンガが始まります。
※アビアンガ=全身オイルマッサージ
 

 
 
 仰向け、うつ伏せ、二人がぴったり左右対称に手を動かし、優しくオイルを刷り込んでいきます。二人にマッサージをされるなんて、もう、お姫様気分、極上の癒しです。
 
オイルを刷り込み終わった後は、かなりアナログなスチームバスに入りオイルを更に浸透させて終了です。
 

↑下の扉が開いてるところに、熱湯の入ったタライらしきものを入れてました。
 
午後からはプールサイドやお庭でガウンを着たままゆっくり休息。日頃仕事に追われていた毎日とはかけ離れた時間の過ごし方です。読書をしたり、ただただぼーっと海を見たり、のんびりのんびり。
 

 
 
海外旅行といえば、あっちもこっちも行きたいと欲張って、せっかくの旅行なのに、常に時間を気にして動いていたのですが、こんな旅の仕方があるのですね。
 
時間を気にしない。
何も気にしない。
 
ただただ、
五感を使って、
時の流れを感じる。
 
働きすぎてた私にはこれぞ究極の贅沢な旅。
 
自分を見つめる時間、
心静かに過ごせる時間、
ちょっと一息いれる時間。
 
★おまけの動画
アーユルヴェーダのトリートメント。夫婦で受けてお庭で休憩中。トイレに立つ旦那様が奥様にさりげないキス。かっこよすぎ 


◼︎午後の過ごし方

さて、スリランカ滞在中は、午前中にトリートメントを受け、 
お昼ごはんをゆっくり食べた後、晩ごはんまでは自由時間。

ホテルの中でこもって過ごします。
 
ぽけ~っとヤシの実を木に登って取ってるおじさんを眺めたり、
 

 
 
トリートメント中は身体を冷やすからプールはあまり勧めないと言われたけど、目の前にプールがあって、めちゃ暑かったら、入っちゃうよねーって泳いでみたり。
 

 
 
 
私はたいてい午後の時間は、本を読んでました。

こんな静かな場所で。

まったく時間を気にせず、静かな環境で本を読むなんて、とても贅沢。ホテルには小さなライブラリーがあって、そこにいろんな本があったので、日本語の本をお借りしました。
 

 
 
何という本をお借りしたかは忘れてしまいましたが、ノートに、その当時気になった言葉をメモっていたので、少しご紹介します。
 
自分を尊重しましょう
肯定的なメッセージを送りましょう
輝きをわかってくれる人と一緒にいましょう
 
・今よりましな習慣を一つ身につけましょう
身だしなみは毎日きちんと
ボディケアは念入りに
・土曜日の晩はお風呂でゆっくり
眠っている間に綺麗に
沈黙の時間を設けましょう
 
生活を自己管理する力を身につけましょう
ヨガをしましょう
体の中を掃除しましょう
優雅な姿勢を保ちましょう
醜いものは避けましょう
 
・ちょっとしたことも手を抜かず
・自分の身は自分で守りましょう
・周りを美でいっぱいにしましょう
 
とても理想的な言葉の数々。

これ以外にもこんな感じで書き残してました。
 

 

今回残しておいた言葉を見ても本から学ぶことはとても多く、リセットされる自分がいます。
 
今回のメモを見て改めて、読書ノートが必要だなと思いました。気になった言葉を書き留めるノート。人間は忘れる動物。本を読んだ時は覚えていても、時間が経つと忘れちゃう。このメモがなかったら、スリランカでどんな本を読んだか覚えてなかったですもん。
 
この時はお借りしている本で日本に持って帰ることができないから忘れないように書き写したのですが、自分が影響を受けた言葉はいつでも見返せるよう、まとめておきたいと思います。


◼︎本場ヨガ体験

スリランカステイ中は朝7時からヨガレッスンを受けてました。
 
早起きして、ホテルのベランダで朝日を浴びながら歯磨き。早朝からお掃除している音がとても心地よいです。

https://www.youtube.com/watch?v=SuCCsxjk9ns
トリートメントを受ける別棟の二階にヨガセンターはあります。

お部屋にはヨガマットが常備されていてそれを持ってレッスンへ向かいます。
↓短い距離だけどカートで移動(笑)

ヨガセンターはこれまたおしゃれな建築で
気分グンっとあがります。


  
先生は男性。
レッスン後はお仕事に行かれるようで、ビジネス鞄持参。セカンドビジネスですかね?ヨガ教えてから出勤なんて羨ましい。

 ヨガは日本では女性メインですが、こちらでは男性も普通にされているようです。そういや今回のガイドさんも毎朝してるって言ってました。
 
深呼吸だけでもいいんだよって。呼吸の重要性を語ってくれました。
 
先生のスリランカ訛りの英語は非常に聞き取りにくく、前の外国人さんの動きを真似ながらなんとかついて行きましたが、ヨガって音楽と同じで万国共通なんだなーって異国で感動。
 
鳥のさえずりを聞きながら、朝ヨガ。気持ちよーく体が伸びて頭がクリアになるのがわかります。ヨガって本当に気持ちがいい。
 
4日間続けると、英語もなんとなく聞き取れるようになり、太陽礼拝(ヨガのポーズ)をこれでもかっていうくらい繰り返すので
体が覚えてくれました。
 
夕方のヨガレッスンもあって、1日の最初と最後に、自分と向き合う習慣って素晴らしいなーと思いました。
 
そんな生活憧れる。よし、朝だけでも習慣にしよう。
 
そう思って帰国しても日常に戻るとなかなか実践できないもので。やっぱり強引に隔離された場所に行った方がいいのかなー
 
自分だけの時間を楽しめるそんな場所へ行きたいと思いませんか?
 

 
↑派手なヨガウェアと思われるかもしれませんが
私をアーユルヴェーダへと導いてくれたベリーダンスのレッスン着です。


◼︎消化を良くする食べ方とは

スリランカ滞在中のお食事はアーユルヴェーディックなミールスで3食ともビュッフェ形式。
 

 
お野菜や果物たっぷりで体の中からキレイになれるものばかり。そして自分の体質に向いてるものをお料理の前にある札で見て選びます。
 
↓星の数を確認。
これはヴァータとピッタ体質の人におすすめ料理。

 
 
 
開放感のある食堂に入ると、まず、お薬ボックスから処方された自分のお薬をとります。

↓自分に郵便が届いてるみたいで なんか嬉しい

 
 
 
私はいつも3種類。
めちゃでっかい錠剤とにが~いペースト状のお薬でした。
 

 
 
 
何に効くかはすっかり忘れましたが、食前と食後に欠かさずいただきました。処方された薬は、別料金で買って帰ることもできましたが、今回は特に購入せず。今更ながらに、ちゃんとお薬の名前メモっておけばよかったなーと後悔。
 
4日間、メニューは変われど、ずーっと同じ食堂ですから、
 



 
 
朝はオープンスペースに座ったり、毎回気分を変えながら、お食事時間を楽しんでました。
 

↓これはヨガ終わりのモーニングですね。

 
 
 
夜は生演奏サービスなんかもあったりして、滞在者を飽きさせないホテル側の工夫が垣間見られます。

さてここで、お料理の一部をご紹介。
お野菜、お肉、フルーツまでモリモリ食べました。
 

 

 
 

 
 
こんなにたくさんの野菜ばかりを連続して食べたのって初めてなんじゃないかなー。
 
もともと便秘症ではなかったけれど、これだけ繊維のあるものを食べたら、もちろん便秘になるわけはなく、日々快調&快腸に過ごせました。
 
医食同源という言葉がありますが、アーユルヴェーダの考えでは口にするものが体を形成するので食はとても大切と言われています。
 
そして、食べる素材よりももっと大切なことがあります。
 
それは

「食事を楽しむ」

という食べるときの気持ちです。
 
いくら体に良いものでも、イライラ怒りながら食べたり、不平不満を言いながら食べたりすると、消化力が一気に弱まると言われています。
 
今回の旅では、トリートメント以外ほぼ予定がないのですから、お食事時間は自然と楽しみへ。消化力は最強に高まっていたと思います。
 
幼い頃から好き嫌い多く、大人になってようやく食べられないものは無くなりましたが、社会人になってからは食べたり食べなかったり。食生活は乱れまくってました。
 
そんな私が、毎日同じ時間に規則正しい食事をとることで、
まったくの体の不調を感じずに過ごせる。本当に至福の時間でした。
 
まあまあのボリュームを食べてましたがまったく太らず。むしろ痩せたくらいです。
 
私は日本でもそんなに食べてなかったので効果は人より少ないですが、よく食べる人は痩せると思います。
 
そして、私は帰国後、しばらく脂っこいお肉や料理は受付られず、野菜中心の優しい食事を続けてましたので、そのままの体重キープ。

年末あたりには普通の食事に戻ってましたが、太ることはなく、
偏りすぎる食事の仕方はほぼしなくなりました。
 
私がスナック菓子や脂っこいものを食べたくなる時は、決まって、仕事でイライラしている時ですね。そして食べて胃が気持ち悪くなって後悔。こういう自分の体の変化に敏感に気づけるようになったのは、アーユルヴェーダを知ってからです。
 
日々口にする食べ物についても自分の体調と向き合いながら選んでいく。

 そして一番大事なのは何と言っても、

食事を心から楽しむこと。

そういえば私はクリスチャンの幼稚園出身。

いつも食事前は神様に感謝の気持ちを述べてました。

いただきます。

大切ですね。


◼︎思いがけないお誘い

歳を重ねるにつれて、滅多なことでは驚かなくなり、そんな自分を寂しく感じる時もありますが、サプライズ企画というのはいくつになっても胸がワクワクして楽しいものです。
 
今回の旅は、初のホテルおこもりステイ。
 
3日目の午後、トリートメントから帰ったら、こんな招待状が置いてありました!
 

 
 
海外でパーティーの招待状、素直に嬉しい。
長期滞在中も、飽きずに楽しんでもらおうという、ホテルの気遣い。
 
コスプレ好きの旅の友Mちゃんがなぜかもってきたインド服を着て、パーティーに出かけました(笑)
 

 
 
楽しむことには貪欲な私たち。
 
美味しそうなカクテルと思いきや、アーユルヴェーダ専門のホテルでお酒は出るわけなく、フレッシュジュースです。このいでたちで立ってると
 
おー変なジャパニーズガールがいるじゃなーい! 
 
と珍しげにたくさん人が寄ってきてくれました。
 
と言っても英語は流暢に喋れず。片言な英語で片言に会話。もっと勉強しとけばよかったとこういう時に後悔するんですよね。海外旅行あるあるです。
 
初日に問診をしてくれた可愛いドクターを見つけて写真をパチリ。声も優しくて可愛いかったなーサリーが素敵。 

 
 
パーティーの雰囲気はこんな感じ
スリランカは南国。
やっぱり陽気ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=7mcK104pM7s
印象的なのは、みんな笑顔が素敵だったこと。
 

 

精神的に病んでしまい、ホテルでゆっくり治療されている方もいるらしく、控えめに盛り上がる心遣いに配慮を感じました。
 
アーユルヴェーダ。
 
日本では美容、エステって感じがするけど、本場では医療ですからね。ドクターは国家資格です。
 
頭にタオルのようなものを巻いてる人がちらほら映ってますが、この方達はシロダーラの施術を受けた方。ここでは、1週間以上の長期滞在の場合のみ受けられるようです。私たちも受けたかったけど、4日間という短すぎる滞在のため断念。本当の施術は1ヶ月単位というほど、長くかかるようです。
 
まだまだ奥が深いアーユルヴェーダ。
 
短い滞在とはいえ、日頃こんなにゆっくりすることのない私には、贅沢すぎる時間でした。
 
本当は本場に行きたいですが、 日本にいながらできることを和然旅塾ではお伝えしていきます。


◼︎ワクワク脱出

暑いスリランカでホテルおこもりステイツアー。観光は帰国日の最終日に半日だけついてました。
 
運がいいのか悪いのか、コロンボでコモンウェルスという国際会議が開かれるため、コロンボ観光がニゴンボ観光へ変更に。

ニゴンボどこやねん!状態。
 
スリランカに来ながら、コロンボにも行けず、世界遺産のシーギリアロックにも行かず、本当にアーユルヴェーダだけしに来ためちゃ贅沢な旅。
 
ガイドさんは、せっかくスリランカに来たんなら、ホテルでアーユルヴェーダだけしてないでいろんなところを見てほしい。

そういう考えのようで、最終日のトリートメントが終わったら、街に出てみる??と私たちを誘惑。
 
トリートメント後は、静かに休息しとくようにドクターに言われてましたが、最終日くらいいっか、せっかくスリランカに来たんだし。ということで、ガイドさんの誘惑に乗りました。
 
てっきり別料金でガイドさんが連れて行ってくれると思いきや、
案内人はスリランカのタクシー、スリーウィラードライバーのベティちゃん。
 

 
  
写真が好きなようで、しっかり渋めのポーズを撮って、画像チェックは欠かさない(笑)
 
ホテルの敷地内には、唯一宝石屋さんがあったのですが、そこのお兄ちゃんと仲良しとのことでお金はいらないからー!と、案内してもらいました。ベテイちゃんスペシャルコースです。
 
日本人=仏教。
絶対ブッタは好きだろうと、まず連れて行ってくれたのはここ。
 


ビッグブッダ!
 
彼も仏教徒のようで、とても嬉しそうでした。
 
そして次は、野生のエレファントを見て欲しい、見たことあるか?すごいかっこいいんだぞっ!とベテイちゃんハイテンション。
 
そして、しーーっと静かにするようジェスチャーして指差した先には、
 

いたーー!
牙のある象さん、かっこいいー!!
驚く私たちに彼はご満悦。
 
道中では象さんに乗ろうとしている観光客もいたり、ゾウ使いにこちらもテンションあがります。

https://www.youtube.com/watch?v=7e6mJoNALis

フォトスポットにもしっかり立ち寄りつつスリーウィラーを走らせ
 

 

着いたのはこちら↓
 

ウミガメの赤ちゃーん!
ウミガメの生殖施設です。
 
そしてそこには
スマトラ沖大地震の爪痕も残されていていました。


 
後で聞くと、今止まってるホテルも屋上まで水が来たようで津波の恐ろしさをここでも思い知らされました。
 
ベテイちゃんのゴールデンツアーコースを堪能し帰りにはお土産探しに、紅茶やさんとスーパーへ寄ってもらいました。
 
スーパーでベテイちゃんにジュースとチョコレートをプレゼントし本当にお金を払わずホテルへ戻りました。
 
なんて良い人なんだスリランカ人、心優しい。
 
その後、ガイドさんに、お金ベテイちゃんに払ってないけど本当にいいのかなー?って聞いたら、
 
えっ?払ってないの??

と驚かれ、

結局2人で5,000円をお支払いしました
 
ガイドさんがちゃんとベティちゃんに渡してくれたかはわからぬままだけど…

 
結局ガイドさんが案内してくれたツアーに含まれてた観光スポットは、その国際会議とやらで大渋滞に巻き込まれ、日も暮れて何が何だかわかんなくて、ベティちゃんツアーの方が断然満足度が高く、旅の思い出になりました。

おこもりもいいけれど、たまには脱出してみたり。決まってるプランもいいけれど、行き当たりばったりに任せてみたり。

いずれも自分の選択次第。そして、満足するかしないかも自分の気持ち次第こんな少しずつの選択で人生って決まっていくんだろうなー。


◼︎出会い
 

今回の旅は、 アーユルヴェーダのプチ体験で、心身ともに癒されることが目的でしたが、実は素敵な出会いもありました。
 
今回宿泊したホテル、ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラに不自然にも唯一あった店舗が宝石屋さんでした。
 
トリートメント中はホテルに軟禁状態になるので、完全にホテル宿泊客向けの宝石屋さんです
 
もちろん常にお客様がいるわけではなく、とーーーっても暇そう。
 
宝石なのでまあまあ値段はするし、利益が出てるのか心配になるくらい。ホテルのエントランスに近いところにお店があり、トリートメントやヨガに行くたびに挨拶をしていたので、自然と店員さんと顔見知りになりました。
 
中でも仲良くなったのが、ロザン(仮称)
 

ベティちゃんを紹介してくれたのも彼だし、広大なホテル敷地内を案内してくれたりもしました。
 
お互いの共通言語は英語だったので、めっちゃ片言英語で頑張ってコミュニケーション。彼も母国語以外の言語な訳で、あまり上手ではないと言いながらも、私よりは遥かに上手でした。
 
スリランカ滞在最終日、帰国後も連絡を取り合おう!と、便利なFacebookで繋がり、日本とスリランカの時差を計算しながら英語で頑張ってチャットしたり、電話で話したりもしてました。
 
私の英語の勉強に付き合ってくれたんですよね。

優しい。
 
旅行後、1年経ってからくらいだったかな、ロザンが宝石屋さんで働きながら勉強をし、夢に向かって頑張ってることを知ります。
 
彼の夢は
 
友達と旅行会社を立ち上げること。
 
その後見事にそのために必要な試験に合格して資格を取り、社設立に成功します。日本人向けの広告作成を、ちょっと添削したりして、私もできる限りの協力はしました。
 
どこの国も夢に向かって頑張ってる人はいて、
その夢を叶えるか叶えないかは、
本人の熱い思いと努力なんだなと、
 
私も生ぬるいこと言ってたらあかんな。
と彼を見て考えさせられました。
 
ロザンは今でもちょくちょくFacebookで連絡を取りますが、好きな旅行業という仕事ができとても幸せそうです。ロザンに出会った時は、仕事に疲れきったただの癒されたい会社員でしたが、ロザンに遅れること2年、今は脱サラ、和然旅塾をはじめ、ロザンと事業提携ができるんじゃないかと、夢が大きく膨らんでいます。
 
スリランカのプランニングは彼にお任せしちゃおうかな。
 
という前に、英語勉強しないとね。
 
旅にはこういう素敵な出会いがあるからやめられない。

そして、あなたとの出会いにも感謝。
大切にします。

スリランカ、もう一度行きたいなー。


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