坐禅は本来楽しい修行?

人に紹介されるときに、「あ、こちら、坐禅のななさんです」と言われることが多くなりました。

2018年5月から大興寺さんにお世話になりながら、開催している坐禅と読書。

私が最初に坐禅を経験したのは、小学四年生でした。学校の遠足?社会見学?みたいなもので、行った記憶があります。

「一休さん体験」

のような感じで、唾を頭につけてモノマネをしたり、足が痺れて歩けず、派手に転ぶ、ふざけた男子がたくさんいました。

そんな明るい記憶しかないので、

「坐禅=厳しい」

と言うイメージはなく、ただ心を落ち着けたいから、お寺の空間が好きだから、という理由で始めた坐禅。

でも一般的には、「坐禅=耐えること、キツイこと」と言うイメージが強いようです。

先日、『ブッダが教える愉快な生き方』(藤田一照著)という本を、

長崎は南島原にある玉峰寺の住職がFacebookで紹介されていて、「ななさんも好きそうな内容ですよ」と言われたので、迷わずポチりと購入しました。

↓こちら、その玉峰寺に昨年4月に泊まった際の朝日。なんと神々しい。

今、読んでいる途中なのですが、「頑張らない坐禅」というパートがあります。

ブッダは、人から教えられた瞑想や苦行という「頑張る修行」をすべて放棄した後に、ただただ、本能のままに、ありのままを受け入れて、樹下の打座へシフト。坐禅に行き着いたそうです。

坐禅は、頑張るものではないと。愉快な修行なのだと。書かれてありました。

大人のやる仕事のような修行ではなく、子供のする遊びのようでなければならない。とも。

私が小学四年生のときに体験したのは、遊びのような「一休さん体験」きっと、最初の入りが良かったのですね。

この本で、ますます坐禅に詳しくなり、坐禅のななさんと言われる回数が増えそうです。

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ゆるゆると「坐禅と読書」毎月1回のペースで開催しております。

■場所:大興寺(佐賀市神野)
■参加費:1,500円

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